Musician
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Musician (2)(青)
クリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)
クリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)
累加アップキープ(1)(あなたのアップキープの開始時に、このパーマネントの上に経年(age)カウンターを1個置く。その後あなたがこの上に置かれている経年カウンター1個につきアップキープ・コストを1回支払わないかぎり、それを生け贄に捧げる。)
(T):クリーチャー1体を対象とし、それの上に音楽(music)カウンターを1個置く。それが「あなたのアップキープの開始時に、この上に置かれている音楽カウンター1個につき(1)を支払わないかぎり、このクリーチャーを破壊する。」を持っていない場合、それはその能力を得る。
クリーチャー1体に恒久的なアップキープ・コストを与えるタップ能力を持つクリーチャー。これ自身も累加アップキープによるアップキープ・コストを持つ。
基本的には対戦相手のクリーチャーに使う能力である。アップキープ・コストの性格上、マナ拘束と併用すれば相手はいずれそのクリーチャーを維持できなくなるため、「遅いクリーチャー除去」として使える。
除去できるまでには何ターンか待たなければならず、召喚酔いによって起動に1ターンかかるため、即効性がなく緩慢な印象が強い。同時にこれ自身の累加アップキープにも気を遣わなければならないため、使い勝手はあまりよくない。ただし相手のマナ拘束にもなるという側面もあり、青は除去が苦手な色であることを考えると仕方ないところか。
- この手の維持コスト付加系カード一般に言えることだが、マナ・クリーチャーにはその存在意義に大きく影響するため有効。その意味で、緑の対抗色である青らしい。
- 1体のクリーチャーに何度も能力を使えば、音楽カウンターが増えていくのでそのコントローラーが支払わなければいけないマナは増えていく。
- 累加アップキープなのでこちらの支払うアップキープコストは毎ターン1ずつ増加。対してこれの能力も基本的には「相手のクリーチャーに与えるアップキープ・コストの合計」が毎ターン1マナ増加。つまり、相手がすべて維持しようとするならば同じ規模の負担になる。
- 初出時はメイジ/Mage(意味はウィザードと同じ)という特有のクリーチャー・タイプを持っていたが、2007年9月サブタイプ変更でメイジから人間・ウィザードに変更された(メイジは廃止)。
- このカード名とクリーチャー・タイプとの関係は定かではない。ミュージシャン(Musician)とマジシャン(Magician)と掛けているのか、それとも魔法使いの呪歌なのか。