身代わり合成機/Simulacrum Synthesizer
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アーティファクト
身代わり合成機が戦場に出たとき、占術2を行う。
マナ総量が3以上でありこれでないアーティファクト1つがあなたのコントロール下で戦場に出るたび、「このクリーチャーは、あなたがコントロールしているアーティファクト1つにつき+1/+1の修整を受ける。」を持つ無色の0/0の構築物(Construct)アーティファクト・クリーチャー・トークン1体を生成する。
戦場に出ると占術2を行い、マナ総量3以上のアーティファクトに反応し構築物・トークンを生成するアーティファクト。
単独では占術2というマナ効率の悪い効果しかなく、別途重いアーティファクトが要求されるが、その分ウルザの物語/Urza's Saga相当のトークンを量産できる性能は圧巻である。2枚目以降の身代わり合成機でも誘発条件を満たせるので、デッキに複数枚投入しても腐りにくい。
登場時のスタンダード範囲に存在するカードでは作製持ちアーティファクトと相性が良く、一度戦場を離れてから出直すので、1枚から2回誘発させることができる。自己バウンスできる謎めいた外套/Cryptic Coatや、蘇生持ちアーティファクト、自身をコピーする真鍮の拳/Brass Knucklesなどとの組み合わせも考えられる。
真価を発揮するのは親和(アーティファクト)持ちアーティファクトが使えるフォーマットで、金属ガエル/Frogmiteや滞留者の相棒/Sojourner's Companionなどに繋げることで巨大な構築物で戦場を制圧できる。トークンがアーティファクトなので、親和のコスト減少幅を大きくできるのも強み。
レガシーでは8-Castに採用される。上記の親和クリーチャーのほか、シカリアン・インフィルトレイター/Sicarian Infiltratorとも併用されている。
- "Simulacrum"には(彫)像という意味もある。イラストに「身代わり」要素は見受けられないので、「彫像合成機」とでも訳した方が適切と思われる。過去の真面目な身代わり/Solemn Simulacrumと同様、身代わり/Simulacrumの定訳に引きずられた弊害であろう。