芸人、ベイロス・バリテル/Baeloth Barrityl, Entertainer
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伝説のクリーチャー — エルフ(Elf) シャーマン(Shaman)
対戦相手がコントロールしていて芸人、ベイロス・バリテルのパワーよりも小さいパワーを持つすべてのクリーチャーは使嗾される。(それらは各戦闘で、可能なら攻撃し、可能ならあなたでないプレイヤーを攻撃する。)
使嗾されて攻撃やブロックしているクリーチャー1体が死亡するたび、あなたは宝物(Treasure)トークン1つを生成する。
背景選択(背景(Background)1つをあなたの2つ目の統率者とすることができる。)
自分よりパワーの低いクリーチャーを使嗾し続ける伝説のエルフ・シャーマン。使嗾されたクリーチャーが攻撃やブロックして死亡すると宝物を生成する。
比較的稀少な常在型能力による使嗾の使い手であり、それでいて既に戦場にいる複数のクリーチャーに干渉できるというのは嘲笑するドッペルゲンガー/Mocking Doppelgangerと共に初である。誘発型能力や呪文能力などによる使嗾と比較すると何か行動を取らずとも複数体に影響できるためマナなどに優しいが、一方でこのカードが戦場を離れると即座に使嗾が解けるという弱点も抱えている。一度機能し始めれば宝物により除去対策を構えやすくなるので、それまでを稲妻のすね当て/Lightning Greavesなどでカバーすると良いだろう。
素の状態ではパワー1以下のクリーチャーしか使嗾できないため、制圧力を上げるためには何らかの強化手段が必要である。同時収録された背景の氏族の職人/Clan Crafterとは生成した宝物を生け贄に捧げることで自己強化ができるデザイナーズ・コンボを形成している。また、巨人育ち/Raised by Giantsも有力な背景選択先で、パワー9以下のクリーチャーをすべて使嗾できる。
- 「芸人」は元々、音楽なども含めた芸事を職業とする人全般を指す言葉であり、entertainerの訳語としては妥当である。しかし、現在はいわゆる「お笑い芸人」のみを指して使われることも多く、イラストの雰囲気にややそぐわない訳となっている感は否めない。
- マジックオリジナルクリーチャーのベイロス/Balothとは関係がなく、綴りも異なる(eがあるかないか)。
[編集] ルール
[編集] 関連カード
[編集] サイクル
統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦い統率者デッキの背景選択を持つ伝説のクリーチャーサイクル。白以外の各色に存在し、同じ構築済みデッキに収録された背景と組み合わせることでそのデッキの統率者となれる。稀少度は神話レア。
- 正気の剝ぎ取り、ゼルリクス/Zellix, Sanity Flayer(青、憑依された者/Haunted Oneと同時収録)
- パーティーの隊長、ブラコス/Burakos, Party Leader(黒、民衆英雄/Folk Heroと同時収録)
- 芸人、ベイロス・バリテル/Baeloth Barrityl, Entertainer(赤、氏族の職人/Clan Crafterと同時収録)
- 大口の門のダーナン/Durnan of the Yawning Portal(緑、情熱的な考古学者/Passionate Archaeologistと同時収録)