デザイナーズコンボ

提供:MTG Wiki

移動: 案内, 検索

デザイナーズコンボとは、カードゲームデザイナーマジックにおいては開発部)が意図的に用意した、あるいはそう推測されるコンボのこと。日本のトレーディングカードゲーム界隈で使われる表現。


Heartless Hidetsugu / 無情の碑出告 (3)(赤)(赤)
伝説のクリーチャー — オーガ(Ogre) シャーマン(Shaman)

(T):無情の碑出告は各プレイヤーに、そのプレイヤーの総ライフの端数を切り捨てた半分に等しい点数のダメージを与える。

4/3


Hidetsugu's Second Rite / 碑出告の第二の儀式 (3)(赤)
インスタント

プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーのライフがちょうど10点である場合、碑出告の第二の儀式はそのプレイヤーに10点のダメージを与える。


目次

[編集] 解説

多くのコンボは開発部の想定内のものと言えるが、個々のコンボについて開発部が意図して用意したか偶然であるかが言及されることは稀である。また、デザインに際して開発部があらゆるカードの相互作用を考慮できているわけではないことも折に触れて語られている[1][2]。よって、なんでもデザイナーズコンボと呼ぶことはなく、名前を直接参照するカード(帝国の王冠/Crown of Empiresなど)や、名前や背景ストーリーなどのフレイバー面において密接な関わりがある場合にのみ用いられる。それでも上述した理由から、多くの例において明確にデザイナーズコンボと呼べるか否かを判断するのは難しいため、原則としてプレイヤーの推測である点に留意したい。

合体カード[カード名]との共闘などは、デザイナーズコンボのメカニズム化とも言える。

  • 類義語にデザイナーズデッキがある。こちらはデザイナーが特定のテーマに沿ったデッキが作られることを想定して作られたカード群を中心としたデッキを表す。例としてはオンスロート・ブロックにおけいてタイプ的デッキが作られることを想定した各種タイプ的カードなど。
    • マジックではあまり使われない用語だが、他のTCGではデザイナーズデッキがメタゲームに現れることが多く、オリジナリティのあるデッキの対となる概念としてこの用語が使われる。

[編集] デザイナーズコンボの一例

[編集] 脚注

  1. 開発部の黒歴史・パート4Latest Developments 2024年8月26日 Sam Stoddard著)
  2. On Banning Nadu, Winged Wisdom in Modern/モダンにおける《有翼の叡智、ナドゥ》の禁止についてDaily MTG 2024年8月26日 Michael Majors著)

[編集] 参考

QR Code.gif