船大工キールダン/Círdan the Shipwright
提供:MTG Wiki
Círdan the Shipwright / 船大工キールダン (3)(緑)(青)
伝説のクリーチャー — エルフ(Elf) 貴族(Noble)
伝説のクリーチャー — エルフ(Elf) 貴族(Noble)
警戒
秘密会議 ― 船大工キールダンが戦場に出るか攻撃するたび、各プレイヤーは秘密裏にプレイヤー1人に投票する。その後、それらの投票を公開する。各プレイヤーはそれぞれ、自分が得た1票につき1枚のカードを引く。投票されなかった各プレイヤーはそれぞれ、自分の手札にあるパーマネント・カード1枚を戦場に出してもよい。
ETBと攻撃誘発型能力で秘密会議を行い、投票されたプレイヤーはその数だけドロー、されなかったプレイヤーはパーマネント・カードの踏み倒しを行える伝説のエルフ・貴族。
自分自身にも投票できるため、最低でも1枚ドローになる。踏み倒しを狙う場合は自分から対戦相手にカードを引かせることになるし、同じ考えのプレイヤーが他にいればその投票先があなた自身になる可能性もある。これを使う以上、あなた自身はドローも踏み倒しも活用可能なデッキを使っている筈なのでアドバンテージを稼げるのは確実だが、対戦相手にも同様にアドバンテージを稼ぐチャンスを与える。それでいて、あなたは5マナにして3/4と、警戒を持つとはいえマナレシオの悪い伝説のクリーチャーを使っている訳であり、単独での取り回しは悪いと言わざるを得まい。統率者戦お馴染みの政治交渉にせよ、全てのプレイヤーが投票する以上、交渉を成功させるには全ての対戦相手と手を組むという非常に珍しい状況を作り出す必要がある。
基本的にはカジュアルプレイを前提とした統率者戦らしく、秘密会議とド派手な踏み倒しを楽しむためのカードと言える。チームメイトが存在するルールで使うと、なかなか高度な心理戦が楽しめるだろう。