生命素ハイドラ/Bioessence Hydra
提供:MTG Wiki
クリーチャー — ハイドラ(Hydra) ミュータント(Mutant)
トランプル
生命素ハイドラは、あなたがコントロールしているプレインズウォーカーの上に置かれている忠誠(loyalty)カウンター1個につき、+1/+1カウンターが1個置かれた状態で戦場に出る。
あなたがコントロールしているプレインズウォーカーの上に忠誠カウンターが1個以上置かれるたび、その個数に等しい数の+1/+1カウンターを生命素ハイドラをの上に置く。
プレインズウォーカーの忠誠カウンターによって強化されるハイドラ。トランプルも持つ。
印刷されているP/Tはぱっとしないが、プレインズウォーカーと併用することで爆発的なマナレシオを獲得できる。この手のカードとしては、強化が自動であるためコストやテンポの心配をする必要がなく、なおかつ先置きでも後出しでも強化できる(#ルール参照)という点が画期的。「別のカードを参照して強化されるカード」としてはかなり扱いやすく、成長させやすい部類と言える。大抵のプレインズウォーカーは初期忠誠度が4以上であることが多く、忠誠度能力の起動も含めれば、容易に10/10程度に成長してくれるだろう。また、忠誠度は高いが勝利に直結しづらいシステム系・防御系のプレインズウォーカーを、わかりやすく戦力に変換できるという点は独特の長所。
構築では、やはり一定数プレインズウォーカーを採用したデッキに投入するのが望ましい。プレインズウォーカー・コントロールなどの、プレインズウォーカー盛りだくさんデッキであればワンショットキル級のP/Tを得ることも容易だが、そこまで突き詰めなくとも十分規格外のマナレシオを発揮できることだろう。タフネス以外の除去耐性がなく、プレインズウォーカーが引けていないと平凡に過ぎるという弱点があるため、採用する際はデッキ構成に細心の注意を払いたい。
リミテッドでは、変則的な稀少度によりプレインズウォーカーの確保が容易な上、そのままでも及第点の性能を有しているため、デッキカラーが合うなら採用したい。特に初期忠誠度の高いビヒモスを招く者、キオーラ/Kiora, Behemoth Beckonerは絶好の相性を誇る。
[編集] ルール
- 3番目の「プレインズウォーカーの上に忠誠カウンターが1個以上置かれるたび」という能力は、忠誠カウンターが置かれた状態で戦場に出ることでも誘発する(CR:122.6)。すなわち、単にプレインズウォーカーを戦場に出すだけでも初期忠誠度と同じ数の+1/+1カウンターが置かれる。
- 3番目の能力は、忠誠カウンターがプレインズウォーカーでないパーマネントに置かれたなら誘発しない。主無き者、サルカン/Sarkhan the Masterlessの+1忠誠度能力によってクリーチャー化したプレインズウォーカーが、自身の忠誠度能力を起動した場合などに起こりうる。