無礼の罰/Didn't Say Please
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ライブラリー破壊付きの確定カウンター呪文。登場時のスタンダードでも共存している思考崩壊/Thought Collapseの同型再版。
収録されているエルドレインの王権には対戦相手の墓地の枚数が必要になるカードもいくつかあるので、それらとは相性が良い。ただしそれと同時に自分の墓地からなんらかのパーマネントを釣り上げたり唱えることができるカードもあるので、単純に取り消し/Cancelの上位互換と考えるべきではないだろう。ライブラリーアウトを狙ったデッキ構築にするなど、戦略的な意味を持たせて採用したい。
エルドレインの王権のリミテッドはライブラリー破壊能力を持つ強力なカードが複数あるので、同時にこのカードもライブラリーアウト戦略を支えるカードとして大いに重宝される。マストカウンターに対処できれば勝利は目前だろう。もちろん、取り消し相当としてライブラリー破壊戦略を取らないデッキに採用しても十分有用であり、タイミング良く永遠の若さ/Forever Youngや占術といったライブラリー操作を妨害できれば儲けもの。ただし、黒にはアンコモン以下の墓地利用カードもいくつかある点には注意が必要。
- 文のような珍しいタイプの英語名だが、これは訓話的な童話のお約束「乱暴な言葉遣いで妖精の機嫌を損ね、罰を与えられる」から。直訳すれば「お願いしますと言わなかった」だが、日本語名は「無礼」と直接的な単語に意訳し、さらに「罰」を付け加えて分かりやすくなっている。