殺人人形、マーヴィン/Marvin, Murderous Mimic
伝説のアーティファクト クリーチャー — 玩具(Toy)
殺人人形、マーヴィンは、あなたがコントロールしていてこのクリーチャーと同じ名前を持たないすべてのクリーチャーのすべての起動型能力を持つ。
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自分と同じカード名のものを除く、自分のクリーチャーの起動型能力を獲得できる玩具の伝説のアーティファクト・クリーチャー。
原則としてすでに戦場に存在する起動型能力しか得られないので、単独でゲームを決めるような能力をコピーしてもオーバーキル。ホーントウッドの金切り魔/Hauntwoods Shriekerのように発生源が増えても同じ効果しか得られない能力はコピーしても意味がない。相方を選ぶピーキーな性能ではあるがわずか2マナで起動型能力をコピーできるのも確かであり、コンボデッキなどで活躍できる素養がある。登場時のパイオニアでは2/2という小型クリーチャーそのものなサイズを逆用、地獄の樹/Tree of Perditionの起動型能力をコピーして、一瞬にして対戦相手のライフを削り取る手段として運用されている。
この手のコンボ向けのカードの常として、リミテッドで最大限の活躍を狙うのは少々難しい。取り憑かれた山羊/Possessed Goatの強化でファッティにしたり、ヴァルガヴォスの崇拝者/Valgavoth's Faithfulや腹黒茸/Insidious Fungusの能力を増やしたりといった程度。最低限2マナ2/2なので希望の光、ニコ/Niko, Light of Hopeや悪夢滅ぼし、魁渡/Kaito, Bane of Nightmaresなどの強力なカードと併用するなら採用に値するか。
- 能力のルールについては起動型能力#他のカードの起動型能力を得るを参照。
- 騙り者、逆嶋/Sakashima the Impostorで殺人人形、マーヴィンをコピーすると、互いの能力が依存することになる。よってタイムスタンプ順に処理し、マーヴィンは他のクリーチャーの起動型能力を得て、逆嶋は他のクリーチャーに合わせてマーヴィンが得た起動型能力も得るので2倍の起動型能力を持つことになる。
- 人形が魂を得て人々に襲いかかるホラーは多々あるが、「殺人人形」という直接的な名前などから、モチーフは映画「チャイルド・プレイ」(1998)に登場するシリアルキラーの魂が乗り移った人形「チャッキー」だろう。ちなみにダスクモーン:戦慄の館に合わせてチャイルドプレイとのユニバースビヨンド、Secret Lair x Chuckyが発売されたが、チャッキー役は別のカードである。
ストーリー
[編集]マーヴィン/Marvinはダスクモーン/Duskmournの生きた玩具/Quickened toy(イラスト)。
血に飢えた気まぐれから、とある剃刀族/Razorkinが死んだ腹話術師の人形を拾い、それを使って生存者/Survivorを恐怖に陥れようとした……だが結局、その人形が動き出したことで、すなわち剃刀族の意図せぬ助けを得て眠っていた生命の種が目覚めたことで、剃刀族はひどく驚くはめになった。人形が最初に取った行動は、振り返って剃刀族のマチェーテを奪い取り、その剃刀族をバラバラに切り刻むことであった。マーヴィンは、生物の体の一部を自身の内に取り込むことで、あらゆる存在の個性や技能を吸収することができる。この能力が最も顕著に表れているのは、その歯だ――それは剃刀族、生存者/Survivor、ヴァルガヴォスの教団/The Cult of Valgavothの信者たちから区別なく、一本ずつ集めて完成したものである。マーヴィンは、自分の命を目覚めさせてくれた剃刀族から取った最初の歯に特別な愛着を抱いている。マーヴィンの最終的な目標は、館/The Houseにいるすべての存在を「味わう」ことだ――ヴァルガヴォス/Valgavoth自身も含めて。
- マチェーテを奪い取って剃刀族をバラバラに切り刻んだのは、原文ではthe ventriloquist(腹話術師)となっており、日本語版でも「目覚めた腹話術師」と訳されているが、文脈から判断するに「the puppet(人形)」の書き間違いであると思われる。