剃刀族/Razorkin

提供:MTG Wiki

移動: 案内, 検索

剃刀族(かみそりぞく)/Razorkinは、ダスクモーン/Duskmournの人型種族の集団。

目次

[編集] 解説

剃刀族はかつての生存者/Survivorで、今や自らの歪んだ娯楽のために、残った生存者を狩るようになった者たちだ。彼らは痛みと苦しみを生きがいとしており、犠牲者を精巧で懲罰的な迷路の罠にかけたり、犠牲者をできるだけ長く生かして絶え間ない苦痛を与える新たな手法を編み出したりすることに、特別な喜びを感じる。拷問する生存者が見つからないときは、痛みへの渇望を満たすべく、互いに、あるいは自分自身に牙を剥く。

彼らの縄張りは、ボイラービルジ/The Boilerbilges内にある精巧な死の罠の部屋と拷問部屋の連なりで、剃刀迷路/The razor mazesと総称される。ここは館/The Houseの地理がさらに複雑に作り変えられており、そのために剃刀族の拷問の主役の座から逃れることは、誰にとってもほとんど不可能になっている。

剃刀族はまとまった集団としては機能しないが、そのほとんどは、最初の剃刀族であると自称する苦痛の王/The Lord of Painの指示に従う。彼はこれまで、館じゅうの画面に映る姿でしか見られたことがない。ほとんどの場合、彼は他の剃刀族が仕事をするのをただ見ているだけで満足している。時折、彼は介入したり指示を出したりし、その指示は必然的に館全体規模の殺戮騒ぎに繋がる。彼は館じゅうの画面を頻繁に行き来し、付け入る隙のある生存者に剃刀族の道に加わるよう囁き、なだめすかす。

剃刀族から逃げ延びられることは滅多にない。ひとたび剃刀族に目をつけられれば、そいつは執拗に狩り立ててくる。反撃する唯一正解の方法は、代わりに向こうを打ち負かして殺そうとする試みだけである――そしてそうしたとしても、その者が永久に死んだことを確かめなければならない。多くの剃刀族は、心臓を貫いたはずであっても、生存者が永久に逃げおおせたと思ったそのときに、再び姿を現すだけだ。

[編集] 登場

[編集] 登場作品・登場記事

[編集] 参考

QR Code.gif