悲劇的なバンシー/Tragic Banshee
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Tragic Banshee / 悲劇的なバンシー (4)(黒)
クリーチャー — スピリット(Spirit)
クリーチャー — スピリット(Spirit)
陰鬱 ― このクリーチャーが戦場に出たとき、対戦相手がコントロールしているクリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは-1/-1の修整を受ける。このターンにクリーチャーが死亡していたなら、代わりに、それは-13/-13の修整を受ける。
5/3悲劇的と冠する名前の通り、戦場に出た時に悲劇的な過ち/Tragic Slipを放つスピリット。
リミテッドでは除去しつつ5/3が出るならば悪くない性能。陰鬱を達成していない状況ではさすがに物足りない性能だが、達成すれば原初の飢え、ガルタ/Ghalta, Primal Hungerすらも排除できる実際上の確定除去として機能する。総攻撃の数合わせとして参加した小型クリーチャーを死亡させれば達成も容易。逆に、5マナ出る状況で対戦相手が露骨なチャンプアタックを行ってきた場合、このカードの可能性を考慮しあえて素通しするという選択肢も持っておきたい。
構築では基本的にフィニッシャーか、最低でも脅威になり続ける存在を求められるマナ域。出た後はバニラ相当の戦力でしかないので候補外だろう。
- モークラットのバンシー/Morkrut Bansheeと比べると使い勝手がかなり向上している。強化版リメイクといった趣であり、能力や名前はもちろん、イラストもモークラットのバンシーのイラスト(ジャンプスタート2022版)とよく似ている。
- MTGアリーナでは、陰鬱達成時の-13/-13修整で対象が死亡しなかった場合、その修整がターンを超えて持続するようになっている。これがバグであるかは不明。
- 日本語・英語オラクルともに、陰鬱達成時には「ターン終了時まで」が書かれていないため、テキストに従った正しい挙動とも考えられる。(類似のがぶりんご飴/Candy Grappleや死者の仲間入り/Join the Dead等を見てわかる通り、修整値が変わる場合でも「ターン終了時まで」が再度書かれるのが通例である。)