ヴォーデイリアの冒涜者、ヴォハー/Vohar, Vodalian Desecrator
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伝説のクリーチャー — ファイレクシアン(Phyrexian) マーフォーク(Merfolk) ウィザード(Wizard)
(T):カード1枚を引き、その後、カード1枚を捨てる。これによりインスタントやソーサリーであるカードを捨てたなら、各対戦相手はそれぞれ1点のライフを失い、あなたは1点のライフを得る。
(2),ヴォーデイリアの冒涜者、ヴォハーを生け贄に捧げる:あなたの墓地にありインスタントやソーサリーであるカード1枚を対象とする。このターン、あなたはそれを唱えてもよい。その呪文があなたの墓地に置かれるなら、代わりにそれを追放する。起動はソーサリーとしてのみ行う。
インスタントやソーサリーの扱いに長けた伝説のファイレクシアン・マーフォーク・ウィザード。ドレインにもなりうるルーティング能力と墓地のインスタント・ソーサリーを再利用する能力を持つ。
直接的なアドバンテージを得られないルーターの短所をスペルの再利用で補っており、伝説ながら4枚積みも視野に入れやすい。登場時のスタンダードは血や謀議など他にもルーティング手段が多々あるが、墓地肥やしとスペルによる除去等が同居するデッキなら採用候補となる。
リミテッドではトレイリアの恐怖/Tolarian Terrorやのたうつ分解者/Writhing Necromassと怪物的戦ヒル/Monstrous War-Leech、不気味な魂の守護者/Eerie Soultenderが墓地利用の軸となり、序盤の動きを補完する形でデッキの方針を固めやすい。再利用した呪文は追放されるため、トレイリアの恐怖を用いる場合はそちらを戦場に出した後で起動すること。
[編集] 関連カード
[編集] サイクル
団結のドミナリアの色マナ・シンボルを1つずつ持つ2色のアンコモン伝説のクリーチャーサイクル。
- ウェザーライトの重鎮、ラフ/Raff, Weatherlight Stalwart (白青)
- 残忍な巡礼者、コー追われのエラス/Elas il-Kor, Sadistic Pilgrim (白黒)
- ヴォーデイリアの冒涜者、ヴォハー/Vohar, Vodalian Desecrator (青黒)
- 戦闘魔道士の隊長、バルモア/Balmor, Battlemage Captain (青赤)
- 憎悪の手、ラゴモス/Lagomos, Hand of Hatred (黒赤)
- ガリ骨のボータック/Bortuk Bonerattle (黒緑)
- 連合の大将軍、ラーダ/Radha, Coalition Warlord (赤緑)
- アルガイヴの徴募人、ベイルド/Baird, Argivian Recruiter (赤白)
- エフラヴァの末裔、ザー・オジャネン/Zar Ojanen, Scion of Efrava (緑白)
- エイヴィーゾアの空士、ナエル/Nael, Avizoa Aeronaut (緑青)
[編集] ストーリー
ヴォハー/Voharはファイレクシア人化したドミナリア/Dominariaのマーフォーク/Merfolk。男性(イラスト)。
自称ヴォーデイリア/Vodaliaの簒奪者であるヴォハーは、皇帝ミハイル二世/Emperor Mihail IIからヴォーデイリアの支配権を奪い、地上世界を血祭りに上げる戦役にマーフォーク達を導こうと目論んでいた。その策謀は未然に暴かれ、追放された深海で彼はシェオルドレッド/Sheoldredの侵攻で目覚めた古代ファイレクシア人と遭遇する。完成化された彼は未だにミハイルの破滅を求めている――新ファイレクシア/New Phyrexiaの栄光のために。