Dread Wight

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<!-- 条件付で相手[[クリーチャー]][[タップ]]状態に固定する[[能力]]持ち。 -->
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[[戦闘]]相手の[[クリーチャー]][[麻痺/Paralyze]]させるクリーチャー。
触れたクリーチャーを[[麻痺/Paralyze]]させるクリーチャー。
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これを[[ブロック]]したら死んでしまうような相手には無意味な能力だし、
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これを[[ブロック (ルール用語)|ブロック]]したら死んでしまうような相手には無意味な[[能力]]であり、逆にこれが倒されてしまうような相手にも意味がない(倒された場合、戦闘終了時にこの[[能力]]が誘発しないため)。つまり現実的には、「倒されないけど倒せない」ような性能の[[壁]]や[[再生]]持ちといった防御特化のクリーチャーへの対策となる。
逆にこれが倒されてしまうような相手にも意味がない。(倒された場合、[[戦闘]]終了時にこの能力が誘発しないため)
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つまり現実的には、『倒されないけど倒せない』ような性能の、[[壁]]や[[再生]]持ちといった防御特化のクリーチャーへの対策となる。
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この時点であまり採用価値はなさそうと思えてしまうが、前向きに考えよう。
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相手は4マナの消費で『タップ固定』状態を解除することができるが、決して安いマナ量ではないので、
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麻痺されたクリーチャーは4[[マナ]]の消費で「タップ固定」状態を解除することができるが、決して安い[[コスト]]ではないので、防御用クリーチャーを入れる可能性のある[[コントロールデッキ|コントロール系のデッキ]]対策にはなる。しかし、黒ならば素直に[[除去]]を用いた方がよいだろう。
防御用クリーチャーを入れる可能性のある[[コントロール]]系のデッキ対策にはなるだろう。
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まあ[[]]ならば、素直に[[除去]]をしてしまえばいいような気もしないではないが。
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*能力は[[対象]]をとらないので、[[プロテクション]](黒)持ちクリーチャーでも『タップ固定』状態にできる。
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*能力は[[対象]]をとらず、ダメージを考慮しないので、[[プロテクション]](黒)持ちクリーチャーでも「タップ固定」状態にできる。
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*paralyzationカウンターを取り除いたとしても、依然とparalyzationカウンターを取り除く能力は残ったままである。[[ムラガンダの印刻/Muraganda Petroglyphs]]がある場合は気をつけたい。
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*印刷時のテキストでは、「paralyzationカウンターが置かれている限り、[[アンタップ・ステップ]]に[[アンタップ]]できない」と「4マナ支払うことでparalyzationカウンターを1個取り除く」の2つは能力ではなく[[継続的効果]]を生み出す形であった。2000年2月頃の[[オラクル]]更新で、これらの継続的効果は両方とも戦闘相手に能力を与えるように変更され、そのうち「paralyzationカウンターが置かれている限り、アンタップ・ステップにアンタップできない」の方は2010年7月のオラクル更新で継続的効果の形に戻された。
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*印刷時は'''ワイト'''/''Wight''という特有の[[クリーチャー・タイプ]]を持っていたが、[[2007年9月サブタイプ変更]]で[[ゾンビ]]に変更された。
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*後に[[団結のドミナリア]]で登場したStun Counterは[[麻痺カウンター]]という公式訳を持つが、Dread Wightには現状公式の日本語訳が存在しないため[[エネルギーの渦/Energy Vortex]]のように[[カウンター (目印)|カウンター]]の名称は変更されていない。
 
==参考==
 
==参考==
*[[カード個別評価:アイスエイジ]] - [[アンコモン]]
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*[[カード名百科事典#ワイト|Wight]]([[カード名百科事典]])
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*[[カード個別評価:アイスエイジ]] - [[レア]]
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*[[カード個別評価:Masters Edition 4]] - [[アンコモン]]

2022年9月8日 (木) 21:58時点における最新版


Dread Wight (3)(黒)(黒)
クリーチャー — ゾンビ(Zombie)

戦闘終了時に、Dread WightをブロックしたかDread Wightによってブロックされた状態になった各クリーチャーの上に麻痺(paralyzation)カウンターを1個置き、それらのクリーチャーをタップする。それらの各クリーチャーは、その上に麻痺カウンターが置かれ続けているかぎり、それはそれのコントローラーのアンタップ・ステップの間にアンタップしない。それらの各クリーチャーは「(4):このクリーチャーから麻痺カウンターを1個取り除く。」を得る。

3/4

戦闘相手のクリーチャー麻痺/Paralyzeさせるクリーチャー。

これをブロックしたら死んでしまうような相手には無意味な能力であり、逆にこれが倒されてしまうような相手にも意味がない(倒された場合、戦闘終了時にこの能力が誘発しないため)。つまり現実的には、「倒されないけど倒せない」ような性能の再生持ちといった防御特化のクリーチャーへの対策となる。

麻痺されたクリーチャーは4マナの消費で「タップ固定」状態を解除することができるが、決して安いコストではないので、防御用クリーチャーを入れる可能性のあるコントロール系のデッキ対策にはなる。しかし、黒ならば素直に除去を用いた方がよいだろう。

[編集] 参考

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