滋養の群れ/Nourishing Shoal

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
(間違い修正)
 
(12人の利用者による、間の14版が非表示)
1行: 1行:
 
{{#card:Nourishing Shoal}}
 
{{#card:Nourishing Shoal}}
  
[[ピッチスペル]]版[[命の川/Stream of Life]]。ついでと言ってはなんだが[[インスタント]]になっている。
+
[[ピッチスペル]]版[[命の川/Stream of Life]]。[[カード名]]や[[インスタント]]であることから[[滋養/Nourish]]の亜種でもある。
  
[[重い]][[カード]]が多い[[緑]]に合わせてバランスを取っているのか、[[サイクル]]中では群を抜いて弱い。「[[神河ブロック]]で緑が冷遇されている」と言われる根拠の1つとなっている。
+
いくら[[重い]][[カード]]が多い[[緑]]で[[マナ]]不要とはいっても、カードを2枚も使ってできる事が[[ライフ]][[回復]]だけでは普通に使って割に合うとはとても言い難く、[[サイクル]]中では最も扱いづらいとされ、「[[神河ブロック]]では緑が冷遇されている」と当時言われていた根拠の1つでもあった。
  
*「[[マナ]][[ライフ]]はほぼ等価、[[カード]]1枚はその4倍の価値」と言う説がある。この理論によると、滋養の群れは(代用コストでプレイする場合は)カード2枚を使うので、8ライフは得ないと損をする事になってしまう。
+
しかし、マナを使わずにライフを大きく回復できるカードであることには間違いなく、そのライフを[[カード・アドバンテージ]]に変換できる[[ヨーグモスの取り引き/Yawgmoth's Bargain]][[グリセルブランド/Griselbrand]]などと組み合わせれば2枚のカード損失が気にならないくらい大きなアドバンテージを得られる。実際に、[[グリセルシュート]]ではこれを採用して大量[[ドロー]]を狙うタイプの[[デッキ]]が存在する。
**[[点数で見たマナ・コスト]]が8以上のカードなんてなかなかデッキに入らないので、コストに見合った分のライフを得ようとすると「それ用」のデッキである事が求められるが、そこまでして「並レベル」のカードでは…。
+
 
**「Xの2倍のライフを得る」等とすれば、4マナの普通にデッキに入る範囲のカードでもコストに見合った働きをするが、そうすると今度は1発で20点以上のライフを得るデッキが悪さをし始める。難しいところである。
+
また、[[バーン]]対策としても充分な性能があり、[[Super Crazy Zoo]]では[[サイドボード]]に搭載された。
*最大の[[点数で見たマナ・コスト]]を持つ緑のカードは15[[マナ]][[土着のワーム/Autochthon Wurm]]。次点が[[一なる否命/Iname as One]](12マナ)、その次が[[クローサの雲掻き獣/Krosan Cloudscraper]][[刈り取りの王/Reaper King]](10マナ)。
+
 
 +
*サイクル共通のルールについては[[輝く群れ/Shining Shoal]]を参照。
 +
*「マナとライフはほぼ等価、[[カード]]1枚はその4倍の価値」と言う説がある。この説に従えば、滋養の群れを[[代替コスト]][[唱える]]場合は8点以上のライフ回復が相場といえる。
 +
**グリセルブランドのようにライフを他のアドバンテージに変えられる手段があるなら、その限りではない。
 +
**バーン対策なら、火力2枚=6点回復で等価といえる。[[わめき騒ぐマンドリル/Hooting Mandrills]][[強大化/Become Immense]]をコストにすればOKである。
 +
*現在の獲得可能な最大ライフ量は[[各種カードランキング#マナ総量]]の緑を参照。
  
 
==関連カード==
 
==関連カード==
16行: 21行:
 
==参考==
 
==参考==
 
*[[カード個別評価:神河謀叛]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:神河謀叛]] - [[レア]]
 +
*[[カード個別評価:アルティメットマスターズ]] - [[レア]]

2023年4月22日 (土) 01:28時点における最新版


Nourishing Shoal / 滋養の群れ (X)(緑)(緑)
インスタント — 秘儀(Arcane)

あなたは、この呪文のマナ・コストを支払うのではなく、あなたの手札にある、マナ総量がXである緑のカード1枚を追放することを選んでもよい。
あなたはX点のライフを得る。


ピッチスペル命の川/Stream of Lifeカード名インスタントであることから滋養/Nourishの亜種でもある。

いくら重いカードが多いマナ不要とはいっても、カードを2枚も使ってできる事がライフ回復だけでは普通に使って割に合うとはとても言い難く、サイクル中では最も扱いづらいとされ、「神河ブロックでは緑が冷遇されている」と当時言われていた根拠の1つでもあった。

しかし、マナを使わずにライフを大きく回復できるカードであることには間違いなく、そのライフをカード・アドバンテージに変換できるヨーグモスの取り引き/Yawgmoth's Bargainグリセルブランド/Griselbrandなどと組み合わせれば2枚のカード損失が気にならないくらい大きなアドバンテージを得られる。実際に、グリセルシュートではこれを採用して大量ドローを狙うタイプのデッキが存在する。

また、バーン対策としても充分な性能があり、Super Crazy Zooではサイドボードに搭載された。

[編集] 関連カード

[編集] サイクル

神河謀叛の群れサイクルマナ・コストXを含むピッチスペルであり、代替コストとして、同じマナ総量がX点のカードを追放する。

[編集] 参考

QR Code.gif