混成マナ・シンボル

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
 
(7人の利用者による、間の12版が非表示)
1行: 1行:
'''混成マナ・シンボル'''/''Hybrid Mana Symbol''とは、半分の[[マナ・シンボル]]が2色分組み合わさってできているマナ・シンボルのこと。2色の組み合わせそれぞれに対応した10種類が存在する。このマナ・シンボルがコストにある場合、その部分は2つの[[色]]の[[マナ]]どちらで支払っても良いことを意味している。
+
'''混成マナ・シンボル'''/''Hybrid Mana Symbol''とは、2つの[[マナ・シンボル]]が組み合わさってできているマナ・シンボルのこと。
  
これをマナ・コストに含むカードを[[混成カード]]と総称する。詳しい説明はそちらの項目も参照。
+
{{#card:Boros Recruit}}
 +
{{#card:Spectral Procession}}
 +
{{#card:Tamiyo, Compleated Sage}}
  
また、類似のシンボルとして、1色の色マナ・シンボルと不特定・マナシンボルが組み合わさっているマナ・シンボルが存在するが、それについては[[単色混成マナ・シンボル]]を参照。
+
現在、2つの単色マナ・シンボルから成る10種類と、[[不特定マナ|不特定マナ・シンボル]]と[[単色]]マナ・シンボルから成る'''[[単色混成マナ・シンボル]]'''5種類と、2つの単色[[ファイレクシア・マナ・シンボル]]から成る'''[[混成ファイレクシア・マナ・シンボル]]'''10種類<ref group="注釈">総合ルールにはすべての2色の組み合わせ10種が記載されているが、実際に登場しているのは[[赤白]]、[[赤緑]]、[[緑白]]、[[緑青]]の4種類。</ref>の、計25種類が存在する。
  
*[[魔力を持つペンダント/Charmed Pendant]]などにより混成マナ・シンボルで表されるマナを[[マナ・プール]]に加えることになった場合、そのマナ・プールの[[プレイヤー]]がそのシンボルに含まれる色のうち1つを選び、その色のマナをマナ・プールに加える。
+
このマナ・シンボルが[[コスト]]にある場合、それを構成する2つの[[マナ・シンボル]]のどちらとして[[支払う|支払っても]]よい。例えば、[[白マナ]]と[[青マナ]]の混成である(白/青)は、白マナ1点か青マナ1点で支払える。また、[[魔力を持つペンダント/Charmed Pendant]]などにより、混成マナ・シンボルで表されるマナを[[マナ・プール]]に加えることになった場合、そのマナ・プールの[[プレイヤー]]がそのシンボルに含まれる[[色]]のうち1つを選び、その色のマナをマナ・プールに加える。
*[[アンヒンジド]]の「半分のマナ・シンボル」とは関係ない。
+
 
 +
これをマナ・コストに含むカードを'''[[混成カード]]'''と呼ぶ。
 +
 
 +
*構成するマナ・シンボルの半円が2つ組み合わさって、1つの円となっている。また、通常のマナ・シンボルより少し大きめに印刷されている({{Gatherer|id=196233|カード画像}})。
 +
**[[アン・ゲーム]]における「[[1/2|半分のマナ・シンボル]]」とは関係ない。
 +
**決定前のデザインがいくつか公開されている<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/arcana/hybrid-mana-brainstorming-2005-09-22 Hybrid Mana Brainstorming](Arcana [[2005年]]9月22日 [[Wizards of the Coast]]著)</ref>
 
*混成マナ・シンボルは一時期、総合ルールで「半々マナ・シンボル(Half-Half Mana Symbols)」という名前であったが、後に変更された。
 
*混成マナ・シンボルは一時期、総合ルールで「半々マナ・シンボル(Half-Half Mana Symbols)」という名前であったが、後に変更された。
 +
*「2つの方法で支払える」点が共通する[[ファイレクシア・マナ|ファイレクシア・マナ・シンボル]]というものも存在する。そちらは混成マナ・シンボルとは呼ばない。
 +
 +
==ルール==
 +
*2色の組み合わせのみの混成マナに関するルールは[[混成カード]]を参照。
 +
*単色混成マナ・シンボルに関するルールは[[単色混成マナ・シンボル]]を参照。
 +
*混成ファイレクシア・マナ・シンボルに関するルールは[[ファイレクシア・マナ]]を参照。
 +
 +
==脚注==
 +
===注釈===
 +
<references group="注釈"/>
 +
 +
===出典===
 +
<references/>
  
 
==参考==
 
==参考==
 
*[http://whisper.wisdom-guild.net/cr/glossary/g_hybrid_mana_symbols/ CR用語集「混成マナ・シンボル」]
 
*[http://whisper.wisdom-guild.net/cr/glossary/g_hybrid_mana_symbols/ CR用語集「混成マナ・シンボル」]
 
*[[ルーリング]]
 
*[[ルーリング]]
 
+
__NOTOC__
 
{{#cr:107.4}}
 
{{#cr:107.4}}

2024年1月23日 (火) 01:53時点における最新版

混成マナ・シンボル/Hybrid Mana Symbolとは、2つのマナ・シンボルが組み合わさってできているマナ・シンボルのこと。


Boros Recruit / ボロスの補充兵 (赤/白)
クリーチャー — ゴブリン(Goblin) 兵士(Soldier)

((赤/白)は(赤)でも(白)でも支払うことができる。)
先制攻撃

1/1


Spectral Procession / 幽体の行列 (2/白)(2/白)(2/白)
ソーサリー

飛行を持つ白の1/1のスピリット(Spirit)・クリーチャー・トークンを3体生成する。



Tamiyo, Compleated Sage / 完成化した賢者、タミヨウ (2)(緑)(緑/青/Φ)(青)
伝説のプレインズウォーカー — タミヨウ(Tamiyo)

完成化((G/U/P)は(緑)でも(青)でも2点のライフでも支払うことができる。ライフで支払うなら、2個少ない忠誠(loyalty)カウンターで戦場に出る。)
[+1]:アーティファクトやクリーチャー最大1つを対象とする。それをタップする。それは次のコントローラーのアンタップ・ステップにアンタップしない。
[-X]:あなたの墓地にあり土地でなくマナ総量がXのパーマネント・カード1枚を対象とする。それを追放する。それのコピーであるトークン1個を生成する。
[-7]:《タミヨウのノートブック/Tamiyo's Notebook》という名前で「あなたが呪文を唱えるためのコストは(2)少なくなる。」と「(T):カード1枚を引く。」を持つ無色の伝説のアーティファクト・トークン1個を生成する。

5

現在、2つの単色マナ・シンボルから成る10種類と、不特定マナ・シンボル単色マナ・シンボルから成る単色混成マナ・シンボル5種類と、2つの単色ファイレクシア・マナ・シンボルから成る混成ファイレクシア・マナ・シンボル10種類[注釈 1]の、計25種類が存在する。

このマナ・シンボルがコストにある場合、それを構成する2つのマナ・シンボルのどちらとして支払ってもよい。例えば、白マナ青マナの混成である(白/青)は、白マナ1点か青マナ1点で支払える。また、魔力を持つペンダント/Charmed Pendantなどにより、混成マナ・シンボルで表されるマナをマナ・プールに加えることになった場合、そのマナ・プールのプレイヤーがそのシンボルに含まれるのうち1つを選び、その色のマナをマナ・プールに加える。

これをマナ・コストに含むカードを混成カードと呼ぶ。

  • 構成するマナ・シンボルの半円が2つ組み合わさって、1つの円となっている。また、通常のマナ・シンボルより少し大きめに印刷されている(カード画像)。
  • 混成マナ・シンボルは一時期、総合ルールで「半々マナ・シンボル(Half-Half Mana Symbols)」という名前であったが、後に変更された。
  • 「2つの方法で支払える」点が共通するファイレクシア・マナ・シンボルというものも存在する。そちらは混成マナ・シンボルとは呼ばない。

[編集] ルール

[編集] 脚注

[編集] 注釈

  1. 総合ルールにはすべての2色の組み合わせ10種が記載されているが、実際に登場しているのは赤白赤緑緑白緑青の4種類。

[編集] 出典

  1. Hybrid Mana Brainstorming(Arcana 2005年9月22日 Wizards of the Coast著)

[編集] 参考

引用:総合ルール 20231117.0

QR Code.gif