挑発

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==解説==
 
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===ルール===
 
===ルール===
*1体のクリーチャーが複数の挑発能力を持つなら、それらは個別に[[誘発]]する。このとき、同じクリーチャーを重複して対象にしてもよいし、別々のクリーチャーを挑発することもできる。
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*1体のクリーチャーが複数の挑発[[能力]]を持つなら、それらは個別に[[誘発]]する。このとき、同じクリーチャーを重複して対象にしてもよいし、別々のクリーチャーを挑発することもできる。
*何らかの理由で、挑発されたクリーチャーが挑発したクリーチャーをブロックできないなら、ブロックする必要は無い(できない)(→[[ブロック制限]])。
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*何らかの理由で、挑発されたクリーチャーが挑発したクリーチャーをブロックできないなら、ブロックする必要はない(できない)(→[[ブロック制限]])。
 
*挑発したクリーチャーがアンタップするのは、「可能ならばブロックに参加する」ことを選んだ場合である。対象に取っても[[ブロック強制]]しなかった場合はアンタップしないので、「ブロック強制せずにアンタップだけさせる」ということはできない。
 
*挑発したクリーチャーがアンタップするのは、「可能ならばブロックに参加する」ことを選んだ場合である。対象に取っても[[ブロック強制]]しなかった場合はアンタップしないので、「ブロック強制せずにアンタップだけさせる」ということはできない。
 
*ブロック強制を選ばない場合でも、対象は必ず取る。
 
*ブロック強制を選ばない場合でも、対象は必ず取る。
 
*挑発されたクリーチャーが2体以上のクリーチャーをブロックできるのなら、挑発しているクリーチャーを必ずブロックしなければならないものの、他のクリーチャーをブロックすることは禁止されない。
 
*挑発されたクリーチャーが2体以上のクリーチャーをブロックできるのなら、挑発しているクリーチャーを必ずブロックしなければならないものの、他のクリーチャーをブロックすることは禁止されない。
*挑発能力を持つクリーチャーが、「○体以上のクリーチャーによってしかブロックされない」という能力を持っていた場合、挑発されたとおりにブロックしなければならない場合と、そうでない場合に分かれる。
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*挑発能力を持つクリーチャーが「''N'' 体以上のクリーチャーによってしかブロックされない」という能力を持っている場合、[[防御プレイヤー]]は挑発されたクリーチャーと合わせて ''N'' 体以上のクリーチャーで、それをブロックしなければならない。
 
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;挑発能力を、自身をブロックするのに必要な数より少ない数しか持っていなかった場合
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:防御[[プレイヤー]]はブロックするかしないかを選べる。防御プレイヤーが「挑発されていないクリーチャーをブロックに参加させる」ことを選ばない限り、挑発されたクリーチャーは「ブロックできる状態」にならないからである。
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;挑発能力を、自身をブロックするのに必要な数と同じ、もしくはそれ以上持っていた場合
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:自身をブロックするのに必要な数のクリーチャーを挑発することで、ブロックを強制をすることができる。防御プレイヤーがどういう選択をしても、必要数のクリーチャーがブロックに必ず参加するからである。
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==その他==
 
==その他==

2014年8月17日 (日) 00:12時点における版

挑発/Provoke
種別 誘発型能力
登場セット レギオン
CR CR:702.39

挑発(ちょうはつ)/Provokeは、レギオンで登場したキーワード能力クリーチャーが持つ、攻撃クリーチャー指定ステップの間に誘発する誘発型能力である。

の3色に、各3枚ずつ存在する。


Goblin Grappler / ゴブリンの闘士 (赤)
クリーチャー — ゴブリン(Goblin)

挑発(このクリーチャーが攻撃に参加するたび、防御プレイヤーがコントロールするクリーチャー1体を対象とする。あなたは「それはこの戦闘の間、可能ならばこのクリーチャーをブロックする」ことを選んでもよい。そうした場合、そのクリーチャーをアンタップする。)

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Feral Throwback / 残忍な先祖返り (4)(緑)(緑)
クリーチャー — ビースト(Beast)

増幅2(このクリーチャーが戦場に出るに際し、あなたの手札から公開したビースト(Beast)・カード1枚につき+1/+1カウンターを2個置く。)
挑発(このクリーチャーが攻撃に参加するたび、防御プレイヤーがコントロールするクリーチャー1体を対象とする。あなたは「それはこの戦闘の間、可能ならばこのクリーチャーをブロックする」ことを選んでもよい。そうした場合、そのクリーチャーをアンタップする。)

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定義

挑発/Provokeは、「このクリーチャーが攻撃に参加するたび、防御プレイヤーコントロールするクリーチャー1体を対象とする。あなたは『それはこの戦闘の間、可能ならばこのクリーチャーをブロックする』ことを選んでもよい。そうした場合、そのクリーチャーをアンタップする。」を意味する。

解説

ルール

  • 1体のクリーチャーが複数の挑発能力を持つなら、それらは個別に誘発する。このとき、同じクリーチャーを重複して対象にしてもよいし、別々のクリーチャーを挑発することもできる。
  • 何らかの理由で、挑発されたクリーチャーが挑発したクリーチャーをブロックできないなら、ブロックする必要はない(できない)(→ブロック制限)。
  • 挑発したクリーチャーがアンタップするのは、「可能ならばブロックに参加する」ことを選んだ場合である。対象に取ってもブロック強制しなかった場合はアンタップしないので、「ブロック強制せずにアンタップだけさせる」ということはできない。
  • ブロック強制を選ばない場合でも、対象は必ず取る。
  • 挑発されたクリーチャーが2体以上のクリーチャーをブロックできるのなら、挑発しているクリーチャーを必ずブロックしなければならないものの、他のクリーチャーをブロックすることは禁止されない。
  • 挑発能力を持つクリーチャーが「N 体以上のクリーチャーによってしかブロックされない」という能力を持っている場合、防御プレイヤーは挑発されたクリーチャーと合わせて N 体以上のクリーチャーで、それをブロックしなければならない。

その他

  • 召喚酔いが解けているタップ能力を持つクリーチャーを対象としブロック強制を選ぶことは控えたい。そのタップ能力を使われ、ブロック強制が無意味になってしまう。
  • 同じ名前のカード(誘発/Provoke)の効果を能力化したものが、キーワード能力の「挑発」である。それとは別に、日本語版にも翻訳違いの同名カード挑発/Taunting Challengeがある。
  • 挑発を持つクリーチャーは、イラストに何らかの「鉤爪」が描かれている。

参考

引用:総合ルール 20231117.0

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