喧騒の貧霊/Rumbling Slum

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[[色]]はまったく違うが[[Juzam Djinn]]を彷彿とさせる[[クリーチャー]]。[[Juzam Djinn]]が[[コントローラー]]にだけ[[ダメージ]]を与えたのに対し、このクリーチャーは[[対戦相手]]にもダメージを与えることができる。[[色拘束]]がきつい[[多色]]だけのことはある。
  
単純な[[ライフ]]差はつかないものの、何らかの手段で[[攻撃]]を止められていても自動的にライフを削ってくれるし、何より[[グルール一族/The Gruul Clans|グルール]]の[[狂喜]]と相性が良い。相手の狂喜には全く貢献しないのもポイントの1つである。4[[マナ]]で5/5という良い意味で異常な[[コスト・パフォーマンス]]でもあり、単体のカードパワーはかなり高い。
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単純な[[ライフ]]差はつかないものの、何らかの手段で[[攻撃]]を止められていても自動的にライフを[[削る|削って]]くれるし、何より[[グルール一族/The Gruul Clans|グルール]]の[[狂喜]]と相性が良い。対戦相手の狂喜には全く貢献しないのもポイントの1つである。4[[マナ]]で5/5という良い意味で異常な[[コスト・パフォーマンス]]でもあり、単体の[[カードパワー]]はかなり高い。
  
ただしこの時代の[[ステロイド]]([[グルール・ビート]])に採用するには少々[[重い|重く]]、[[回避能力]]や[[除去]]耐性がないことなどから、枚数が抑えられるか、[[サイドボード]]から投入される場合が多い。
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ただしこの時代の[[ステロイド]]([[グルール・ビート]])に採用するには少々[[重い|重く]]、[[回避能力]]や[[除去耐性]]がないことなどから、枚数が抑えられるか、[[サイドボード]]から投入される場合が多い。
  
*[[フレイバー・テキスト]]を読むとわかるが、このクリーチャーはスラム街(Slum)そのものが動き出したものである。[[イゼット団/The Izzet|イゼット]]の魔術が奇天烈であることを象徴する1枚と言えるだろう。
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*もともとの[[]][https://media.magic.wizards.com/image_legacy_migration/magic/images/mtgcom/arcana1000/1003Slum_rawscan.jpg こちら]であったが、もっと建物からつくられた精霊であることが分かりやすいように、建物の残骸が追加され[https://media.magic.wizards.com/image_legacy_migration/magic/images/mtgcom/arcana1000/1003Slum_final.jpg 最終的なイラスト]になった<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/arcana/building-rumbling-slum-2006-12-18 Building on Rumbling Slum](WotC, 英語)</ref>。
**''オルゾフはイゼットと契約を結び、貧民街に命を与えて廃墟へ追放しようとする。グルールはそれを利用して、復讐のために都市へと送り返す。''
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==ストーリー==
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'''喧騒の貧霊'''/''Rumbling Slum''は[[オルゾフ組/The Orzhov Syndicate]]が[[イゼット団/The Izzet]]に依頼して作り上げた命を与えられた貧民街({{Gatherer|Rumbling Slum|イラスト}})。日本語版では貧民街(slum)の精霊([[エレメンタル]])であるためか、[[カード名]]に「貧霊」という変わった造語が充てられている。オルゾフは貧民街自体を動かして荒野へ追放しようと企むのだが、野外を拠点とする[[グルール一族/The Gruul Clans]]はこれを反対に利用して都市へと送り返している。この他、イゼット団には同じように街や建物を動かす[[カード]]として[[塔の包囲/Siege of Towers#ストーリー|塔の包囲/Siege of Towers]]がある。
  
 
==参考==
 
==参考==
*[[Rumbling Slum]]([[Magic Online Vanguard]])
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<references/>
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*[[Rumbling Slum Avatar]]([[Magic Online Vanguard]])
 
*[[カード個別評価:ギルドパクト]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:ギルドパクト]] - [[レア]]

2020年5月10日 (日) 18:29時点における最新版


Rumbling Slum / 喧騒の貧霊 (1)(赤)(緑)(緑)
クリーチャー — エレメンタル(Elemental)

あなたのアップキープの開始時に、喧騒の貧霊は各プレイヤーに1点のダメージを与える。

5/5

はまったく違うがJuzam Djinnを彷彿とさせるクリーチャーJuzam Djinnコントローラーにだけダメージを与えたのに対し、このクリーチャーは対戦相手にもダメージを与えることができる。色拘束がきつい多色だけのことはある。

単純なライフ差はつかないものの、何らかの手段で攻撃を止められていても自動的にライフを削ってくれるし、何よりグルール狂喜と相性が良い。対戦相手の狂喜には全く貢献しないのもポイントの1つである。4マナで5/5という良い意味で異常なコスト・パフォーマンスでもあり、単体のカードパワーはかなり高い。

ただしこの時代のステロイドグルール・ビート)に採用するには少々重く回避能力除去耐性がないことなどから、枚数が抑えられるか、サイドボードから投入される場合が多い。

  • もともとのこちらであったが、もっと建物からつくられた精霊であることが分かりやすいように、建物の残骸が追加され最終的なイラストになった[1]

[編集] ストーリー

喧騒の貧霊/Rumbling Slumオルゾフ組/The Orzhov Syndicateイゼット団/The Izzetに依頼して作り上げた命を与えられた貧民街(イラスト)。日本語版では貧民街(slum)の精霊(エレメンタル)であるためか、カード名に「貧霊」という変わった造語が充てられている。オルゾフは貧民街自体を動かして荒野へ追放しようと企むのだが、野外を拠点とするグルール一族/The Gruul Clansはこれを反対に利用して都市へと送り返している。この他、イゼット団には同じように街や建物を動かすカードとして塔の包囲/Siege of Towersがある。

[編集] 参考

  1. Building on Rumbling Slum(WotC, 英語)
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