はじける子嚢/Saproling Burst

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
7行: 7行:
 
単体でも高性能であるため[[マスクス・ブロック構築]]でもアタッカーとして使われるカードだったが、真の威力は[[ヤヴィマヤの火/Fires of Yavimaya]]と組み合わさった時にある(→[[ファイアーズ]])。出してすぐにトークンを3つ出し、そのまま[[速攻]]を得て殴りかかれば、実質5マナ12/12速攻というとんでもない破壊力を持つことになる。ターンごとに縮んでいってしまうが、縮みきる前におそらく[[対戦相手]]のライフは尽きているだろう。
 
単体でも高性能であるため[[マスクス・ブロック構築]]でもアタッカーとして使われるカードだったが、真の威力は[[ヤヴィマヤの火/Fires of Yavimaya]]と組み合わさった時にある(→[[ファイアーズ]])。出してすぐにトークンを3つ出し、そのまま[[速攻]]を得て殴りかかれば、実質5マナ12/12速攻というとんでもない破壊力を持つことになる。ターンごとに縮んでいってしまうが、縮みきる前におそらく[[対戦相手]]のライフは尽きているだろう。
  
また、[[パワー]]を無視すれば最大で6体のトークンを瞬間的に発生させられる性質から、[[レクターグール]][[パンデバースト]]などの[[コンボパーツ]]にもなった。
+
またクリーチャー戦を度外視して「最大で6体のトークンを瞬間的に発生させる」性質を重視して、[[コンボデッキ]]のパーツにも使われた。[[レクターグール]]では[[ファイレクシアの食屍鬼/Phyrexian Ghoul]]の[[パンプアップ]]能力のコストにされ、[[パンデバースト]]では[[伏魔殿/Pandemonium]]を連続[[誘発]]させ21点の[[ダメージ]]を叩き出した(1体目は6/6なので6点、2体目は5/5に縮んで5点…という具合に、6+5+4+3+2+1=21点)。
  
 
*同じ[[ネメシス]]の[[パララクスの波/Parallax Wave|パララクスエンチャントサイクル]]と機能上の類似点が多い。
 
*同じ[[ネメシス]]の[[パララクスの波/Parallax Wave|パララクスエンチャントサイクル]]と機能上の類似点が多い。
 
*収録セットがかなり離れているので実現は[[カジュアルプレイ|カジュアル]]などでないと厳しいが、[[倍増の季節/Doubling Season]]との[[シナジー]]は圧巻。まず[[消散カウンター]]が初期状態で14個置かれる上、1つ取り除くごとにトークンが2つずつ出る。最大瞬間合計パワーは7つ取り除いて7/7を14体出したとき、実に98に達する。速攻無しでも次のターンには6/6を14体(合計パワー84)で殴れる。[[オーバーキル|4回死ねる]]凄まじさ。
 
*収録セットがかなり離れているので実現は[[カジュアルプレイ|カジュアル]]などでないと厳しいが、[[倍増の季節/Doubling Season]]との[[シナジー]]は圧巻。まず[[消散カウンター]]が初期状態で14個置かれる上、1つ取り除くごとにトークンが2つずつ出る。最大瞬間合計パワーは7つ取り除いて7/7を14体出したとき、実に98に達する。速攻無しでも次のターンには6/6を14体(合計パワー84)で殴れる。[[オーバーキル|4回死ねる]]凄まじさ。
 
*「はじける子嚢が[[戦場を離れる|戦場を離れた]]とき、はじける子嚢によって[[戦場に出す|戦場に出された]]すべてのトークンを[[破壊]]する。それらは[[再生]]できない。」という[[能力]]を持っているが、そもそも参照する消散カウンターがなくなった時点でトークンの[[タフネス]]が0になっており、[[状況起因処理]]で墓地に置かれてしまう。
 
*「はじける子嚢が[[戦場を離れる|戦場を離れた]]とき、はじける子嚢によって[[戦場に出す|戦場に出された]]すべてのトークンを[[破壊]]する。それらは[[再生]]できない。」という[[能力]]を持っているが、そもそも参照する消散カウンターがなくなった時点でトークンの[[タフネス]]が0になっており、[[状況起因処理]]で墓地に置かれてしまう。
**なお、あらかじめ継続的[[全体強化]][[効果]]でタフネス上げ、[[不屈の随員/Dauntless Escort]]などによってトークンを[[破壊されない]]状態にできればはじける子嚢が戦場を離れてもトークンは生き残る。そうまでする必要があるかは疑問ではあるが。
+
**なお、あらかじめ継続的[[全体強化]][[効果]]でタフネスを上げ、[[不屈の随員/Dauntless Escort]]などによってトークンを[[破壊されない]]状態にできればはじける子嚢が戦場を離れてもトークンは生き残る。そうまでする必要があるかは疑問ではあるが。
 
*[[ブラストダーム/Blastoderm]]の背中にくっついているのはこれである。{{Gatherer|Saproling Burst|イラスト}}にもブラストダームが居る。
 
*[[ブラストダーム/Blastoderm]]の背中にくっついているのはこれである。{{Gatherer|Saproling Burst|イラスト}}にもブラストダームが居る。
 
*読み方は「はじけるしのう」。子嚢とは、中に胞子が入っている袋のこと。
 
*読み方は「はじけるしのう」。子嚢とは、中に胞子が入っている袋のこと。

2011年5月22日 (日) 09:22時点における版


Saproling Burst / はじける子嚢 (4)(緑)
エンチャント

消散7(このエンチャントは、その上に消散(fade)カウンターが7個置かれた状態で戦場に出る。あなたのアップキープの開始時に、それから消散カウンターを1個取り除く。できない場合、それを生け贄に捧げる。)
はじける子嚢から消散カウンターを1個取り除く:緑の苗木(Saproling)クリーチャー・トークンを1体生成する。それらのトークンは「このクリーチャーのパワーとタフネスはそれぞれ、はじける子嚢の上に置かれている消散カウンターの数に等しい。」を持つ。
はじける子嚢が戦場を離れたとき、はじける子嚢によって生成されたすべてのトークンを破壊する。それらは再生できない。


コンボパーツとしても、アタッカーとしても活躍した苗木クリーチャートークン生成カード

消散によってどんどん縮んでいくため一見すると頼りなく見えるが、きちんと使えば単体でも20点のライフを削りきることが可能。最初にトークンを2体だけ出すと、次のターン召喚酔いが解けた時点で4/4が2体。8点→6点→4点→2点で20点。

単体でも高性能であるためマスクス・ブロック構築でもアタッカーとして使われるカードだったが、真の威力はヤヴィマヤの火/Fires of Yavimayaと組み合わさった時にある(→ファイアーズ)。出してすぐにトークンを3つ出し、そのまま速攻を得て殴りかかれば、実質5マナ12/12速攻というとんでもない破壊力を持つことになる。ターンごとに縮んでいってしまうが、縮みきる前におそらく対戦相手のライフは尽きているだろう。

またクリーチャー戦を度外視して「最大で6体のトークンを瞬間的に発生させる」性質を重視して、コンボデッキのパーツにも使われた。レクターグールではファイレクシアの食屍鬼/Phyrexian Ghoulパンプアップ能力のコストにされ、パンデバーストでは伏魔殿/Pandemoniumを連続誘発させ21点のダメージを叩き出した(1体目は6/6なので6点、2体目は5/5に縮んで5点…という具合に、6+5+4+3+2+1=21点)。

参考

QR Code.gif