Master of the Hunt
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クリーチャー — 人間(Human)
(2)(緑)(緑):《狩人狼/Wolves of the Hunt》という名前の、緑の1/1の狼(Wolf)クリーチャー・トークンを1体生成する。そのクリーチャーは「他の《狩人狼》という名前のクリーチャーとのバンド」を持つ。
2/2狼トークンを生み出す能力を持つクリーチャー。Boris Devilboonと並んでマナだけでトークンを生産できる最初のクリーチャーでもある。これら以前にもテトラバス/Tetravusやルフ鳥の卵/Rukh Eggのようなトークンを出すクリーチャーはいたが、それらは「分裂」「生まれ変わり」のようなもので「生産」とはちょっとニュアンスが異なる。
4マナで1/1トークン1つは当時の常識でのコストであるが、後の時代から見ると少々重め。だがそれでも、タップなし・マナだけでどんどんトークン生産できるうえ、そのトークンが自身と同名限定のバンド能力を持っているので、中盤トークンが並びだすと戦闘では手がつけられなくなる。全員でバンドを組んで攻撃・ブロックし、死ぬのはトークン1つ、という状況にできる。
- 狼トークンは、(アン・カードのOld Fogeyを除き)「他の〜とのバンド」を最初から持つ唯一のクリーチャーである。
- トークン増産に重点を置くならば、オンスロートで登場したケンタウルスの地/Centaur Gladeの方が有効かもしれない。
- 基本セット2010で、カード名のよく似た野生の狩りの達人/Master of the Wild Huntが登場した。そちらも緑のクリーチャーで、「群れ」をイメージした狼トークンを生み出す能力を持っている。また、両者のイラストもよく似ている(Master of the Huntのイラスト、野生の狩りの達人のイラスト)。
[編集] オラクルの変遷
印刷時のMaster of the Hunt本人はマスター/Master、生成されるトークンはWolves of the Hunt(のちに狩人狼/Wolves-of-the-Huntとハイフンで繋がれる)と、それぞれ特有のクリーチャー・タイプを持っていた。その後、2007年9月サブタイプ変更で本人はマスターから人間に、トークンは狩人狼から「狩人狼/Wolves of the Hunt」という名前の狼に変更された。
上記の変更と同時にトークンが持つ「他の狩人狼とのバンド」は「他の狼とのバンド」に変更された。当時の「他の〜とのバンド」のルールでは「狼」は狩人狼トークンにしか機能しなかったが、基本セット2010発売に伴う「他の〜とのバンド」のルール改正で、他の狼と共にバンドを組めるようになった。しかし、これは先述のオラクル変更によるものであり、印刷されたテキストとは異なるため、2009年10月のオラクル更新で「他の狼とのバンド」は「他の《狩人狼》という名前のクリーチャーとのバンド」に変更され、狩人狼トークンのみがバンドを組めるようになった。
[編集] 参考
- カード個別評価:レジェンド - レア1