地震土竜、アンズラグ/Anzrag, the Quake-Mole
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Anzrag, the Quake-Mole / 地震土竜、アンズラグ (2)(赤)(緑)
伝説のクリーチャー — モグラ(Mole) 神(God)
伝説のクリーチャー — モグラ(Mole) 神(God)
地震土竜、アンズラグがブロックされた状態になるたび、あなたがコントロールしているすべてのクリーチャーをアンタップする。この戦闘フェイズの後に、追加の戦闘フェイズ1つを加える。
(3)(赤)(赤)(緑)(緑):このターンの各戦闘で、地震土竜、アンズラグは可能ならブロックされなければならない。
ブロックされた状態になるたび、追加の戦闘フェイズを発生させる伝説のモグラ・神。ブロック強制を発生させる起動型能力も持つ。
4マナでパワー8という規格外のサイズにより攻撃を通せば大ダメージを与えられる。かといってブロックしても追加の戦闘フェイズで結局ダメージを受けるという、理不尽な二択を押し付けられるアタッカー。他に十分な自軍クリーチャーがいるなら、起動型能力で強引に戦闘フェイズを追加し大ダメージを狙うこともできる。
見た目のインパクトは大きいが、弱点も多い。まず戦闘を介する必要があるために除去には弱い。アンズラグ自身に除去耐性がないのはもちろん、他のアタッカーを除去されても追加戦闘フェイズの価値が減少する。加えて自身・味方共に戦闘ダメージ自体は普通に蓄積するので、追加の戦闘フェイズを得ても味方の損害を考えると攻撃しがたい状況も発生しうる。破壊不能を付与する手段はこれらの問題両方を解決できるため相性が良い。
- 寄せ餌/Lure系カードと相性が良く、他のアタッカーを全て素通しにしたうえで追加の戦闘フェイズを得られる。2人対戦ではオーバーキルだが、統率者戦などの多人数戦では候補に挙がる。
- 複数のクリーチャーにブロックされた場合、戦闘ダメージを割り振る際にあえてクリーチャー1体にダメージを集中させるテクニックが存在する。こうしてブロッカーを残すことで、ブロック強制と組み合わせ追加の戦闘フェイズを得る機会を増やせる。
- 4マナ8/4というサイズは狩り立てられたトロール/Hunted Trollに次いで2枚目。奇しくも両者ラヴニカ/Ravnica出身。
ルール
- 複数のクリーチャーにブロックされても、戦闘フェイズを追加する能力は1回しか誘発しない。
- 追加された戦闘フェイズでアンズラグがブロックされたなら、再度戦闘フェイズを追加する能力が誘発する。
- このためアンズラグ自身とブロッカーの両方が破壊不能である場合などに、無限ループが発生しうる。そのような場合、断片化したループ(CR:727.3)とみなしてアクティブ・プレイヤーである攻撃側がループの起こらない選択をしなければならない。
関連カード
サイクル
- 捜査の達人、アルキスト・プロフト/Alquist Proft, Master Sleuth(白青)
- 幽霊の裁き、ケイヤ/Kaya, Spirits' Justice(白黒)
- 命狙いの逃亡者、エトラータ/Etrata, Deadly Fugitive(青黒)
- カイロックスの電位闊歩機/Kylox's Voltstrider(青赤)
- 混沌の守護者、ラクドス/Rakdos, Patron of Chaos(黒赤)
- 緊急の検死/Urgent Necropsy(黒緑)
- 地震土竜、アンズラグ/Anzrag, the Quake-Mole(赤緑)
- 正義の幽霊、アグルス・コス/Agrus Kos, Spirit of Justice(赤白)
- 囁きの三姉妹、トロスターニ/Trostani, Three Whispers(緑白)
- 進化した謎、ヴァニファール/Vannifar, Evolved Enigma(緑青)
ストーリー
アンズラグ/Anzragはラヴニカ/Ravnica地下深くの神、ウトムングル/Utmungrの一柱。グルール一族/The Gruul Clansのザル=ター族/Zhur-Taa clanからは、収穫の神として崇拝されている。
詳細はアンズラグ/Anzragを参照。