ミラクルグロウ
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ミラクルグロウ(Miracle Grow)は、グロウフィッシュを発展させたゼロックスデッキ。その後さらに発展してスーパーグロウとなり、メタゲームの一角になった。最大の特徴は土地の少なさ。親和デッキより少ない枚数で、大体10枚前後である。
クリーチャー — ドライアド(Dryad)
あなたが白か青か黒か赤の呪文を唱えるたび、クウィリーオンのドライアドの上に+1/+1カウンターを1個置く。
1/1クリーチャー — 人間(Human) 熊(Bear) ドルイド(Druid)
(T):(緑)を加える。
スレッショルド ― あなたの墓地にカードが7枚以上あるかぎり、熊人間は+3/+3の修整を受ける。
ソーサリー
あなたの手札に土地カードが1枚も無いなら、あなたは、この呪文のマナ・コストを支払うのではなく、あなたの手札を公開することを選んでもよい。
あなたのライブラリーから、森(Forest)カードを1枚探す。そのカードを公開し、あなたの手札に加え、その後ライブラリーを切り直す。
軽量ドローカードとピッチスペル、少ないマナ基盤を支える土地譲渡/Land Grant、フィニッシャーであるクウィリーオンのドライアド/Quirion Dryadはグロウフィッシュと共通。そこに墓地にカードがたまりやすい構成と相性がよく、マナサポートもできる熊人間/Werebearなど、オデッセイの強力クリーチャーが追加されている。
当時のメタゲームの主流であるトリックスなどを意識して、青メタな構成となっている。その代表が冬の宝珠/Winter Orb、さらに冬の宝珠と相性がよい波止場の用心棒/Waterfront Bouncerも採用される。デッキ全体が軽い構成であり、さらに噴出/Gushや目くらまし/Dazeで土地を手札に戻すこともできるため、こちらはほとんどマナ拘束の被害を受けずに済む。
エクステンデッドのローテーションによって構成パーツを失ったために消滅した。後にヴィンテージでGATという類似のデッキも生まれた。
サンプルレシピ
メインデッキ (60) | サイドボード | ||
---|---|---|---|
クリーチャー (14) | 4 | 寒け/Chill | |
4 | クウィリーオンのドライアド/Quirion Dryad | 2 | 水没/Submerge |
2 | 波止場の用心棒/Waterfront Bouncer | 2 | 水流破/Hydroblast |
4 | 野生の雑種犬/Wild Mongrel | 1 | 無効/Annul |
4 | 熊人間/Werebear | 4 | レガシーの魅惑/Legacy's Allure |
呪文 (36) | 2 | ファイレクシアの炉/Phyrexian Furnace | |
4 | 噴出/Gush | ||
4 | 渦まく知識/Brainstorm | ||
4 | 手練/Sleight of Hand | ||
4 | 目くらまし/Daze | ||
2 | 撃退/Foil | ||
2 | 選択/Opt | ||
4 | 冬の宝珠/Winter Orb | ||
4 | 土地譲渡/Land Grant | ||
4 | 好奇心/Curiosity | ||
4 | 意志の力/Force of Will | ||
土地 (10) | |||
4 | Tropical Island | ||
6 | 島/Island |
参考
- Miracle-Gro Taking Over(WotC、英語)
- Miracle-Gro Taking Over & Super-Gro Revealed!(Braingeyser,上記の和訳)
- Dailydeck
- クロック・パーミッション
- グロウ
- デッキ集