プロツアーフィラデルフィア11
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プロツアーフィラデルフィア11/Pro Tour Philadelphia 2011は、2011年にアメリカのペンシルベニア州で開催されたモダンとブースター・ドラフトのプロツアー。
モダンがフォーマットとして採用された初めてのプレミアイベント。欠片の双子、青赤昇天、感染などのコンボデッキの活躍が目立ち、Zooや親和といった高速ビートダウンがこれに次ぐ戦果を上げる。対照的にコントロールデッキは苦戦を強いられた。開催前からの注目株で、参加者数トップの12postは強い警戒と環境の速度に押され、2日目進出率約20%、3日目進出者1名にとどまった。優勝は欠片の双子を用いた、イタリアのSamuele Estratti。
台風の影響で関西勢の不参加が目立ったが、日本人からは中島主税が4敗ながらオポネント・マッチ・ウィン・パーセンテージの差で予選8位に滑り込み、3日目に進出。ベスト4入賞を果たした。
- 当初は構築部門はエクステンデッドとなる予定だったが、Magic Onlineの統計で青白石鍛冶系デッキが環境を制圧していたため、禁止カードを出すか、フォーマットを変えるかという選択を突きつけられた。WotC側はプロツアープレイヤーのほとんどがMOで練習を積んでいる事や、急遽禁止カードを出すことによるプレイヤーの不利益を考え、開催1ヶ月前に急遽モダンに変更された(参考/翻訳)。
基本データ
- 日時:2011年9月2日~9月4日
- 会場:Pennsylvania Convention Center
- フォーマット:混合
- 1日目(金):モダン(~基本セット2012)5回戦、ブースター・ドラフト(基本セット2012×3)3回戦
- 2日目(土):ブースター・ドラフト3回戦、モダン5回戦
- 3日目(日)(決勝):モダン
- 参加者数:417名
- ヘッド・ジャッジ:Riccardo Tessitori
上位入賞者
- 優勝 Samuele Estratti (欠片の双子)
- 準優勝 Josh Utter-Leyton (タッチ青Zoo)
- 第3位 中島主税 (親和)
- 第4位 Sam Black (Shoal Infect)
- 第5位 Andrejs Prost (青赤昇天)
- 第6位 Alessandro Portaro (欠片の双子)
- 第7位 Jesse Hampton (12post)
- 第8位 Max Sjöblom (青赤昇天)
参考
- Estratti Starts Modern Revolution in Philly (WotC、英語)
- プロツアー・フィラデルフィア イベントカバレージ (mtg-jp.com、日本語)
- プロツアー・フィラデルフィア分析編 その1(mtg-jp.com、『黒田正城の「エターナルへの招待」』から)
- トーナメント記録
2011シーズン | |||||||
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プロツアー | パリ - 名古屋 - フィラデルフィア - 世界選手権(サンフランシスコ) | ||||||
国別選手権 | 中国 - 日本 - フランス - オーストラリア - オーストリア - イタリア - アメリカ - ドイツ - スペイン - イギリス - カナダ - アルゼンチン - ブラジル | ||||||
グランプリ |
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その他 | ヴィンテージ - レガシー - ブロック構築 - 日本レガシー - バトル・オブ・チャンピオン - Limits - Finals | ||||||
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