アクーのジン/Aku Djinn

Aku Djinn / アクーのジン (３)(黒)(黒)
クリーチャー — ジン(Djinn)

トランプル
あなたのアップキープの開始時に、各対戦相手がコントロールする各クリーチャーの上に+1/+1カウンターを１個置く。

5/6

5マナで5/6＋トランプルは強力だが、アップキープごとに対戦相手のクリーチャー全てを強化してしまうペナルティ能力持ちクリーチャー。相手にクリーチャーがいなければ一方的に有利だが、多数いれば非常に不利となる。

黒死病/Pestilenceや恐怖/Terrorなど、クリーチャー除去に事欠かない黒といっても、相手のクリーチャーを0に押さえ込むのは結構大変。また、当時は白のプロテクション（黒）持ち騎士を含んだデッキがメタゲームの一角にいた時期。リスクが高く、あまり使いやすいとは言えなかった。

当時のルールでは、プロテクション持ちにはトランプルが通用しなかったのもマイナス要素だった。
- 当時は、一度すべての戦闘ダメージをクリーチャーに割り振った後、軽減などをした上でそのクリーチャーを倒した後になお余剰があれば防御プレイヤーに貫通するという処理であった。そのため、プロテクション持ち1体にブロックされると、それがどんなに小物でも一切貫通が発生しなかった。

ストーリー

ザルファー/Zhalfir貴族の墳墓、浮遊都市アクー/Akuの墓守ギルド・ムンドゥングー/Mundunguに使役されるジン（イラスト）。戦う相手に力（strength）を与える変わった能力を有する。

ケアヴェク/Kaervekとマンガラ/Mangaraの対決では、ムンドゥングーは数体のジンを送り出してマンガラに加勢する。ケアヴェクにコントロールを奪われてしまうが、その能力によって逆にマンガラ側を強化する結果となり、ケアヴェクは倒された。