アガディームの墓所/Crypt of Agadeem
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土地
アガディームの墓所はタップ状態で戦場に出る。
(T):(黒)を加える。
(2),(T):あなたのマナ・プールに、あなたの墓地にある黒のクリーチャー・カード1枚につき(黒)を加える。
WHISPERのテキストは最新のオラクルに未対応です。「あなたのマナ・プールに、」は無視して下さい。
忌むべき者の歌/Songs of the Damnedと陰謀団の貴重品室/Cabal Coffersを足したような土地。
起動に2マナと自身のタップ(=土地3枚分)が必要なので、最低でも墓地にクリーチャー・カードが4枚ないとマナが増えないのも陰謀団の貴重品室と似ている。 クリーチャーを多く積み、自分のライブラリーを削るフリゴリッドのようなデッキだと大量にマナを生み出せる。一方、クリーチャーが少ないコントロールデッキには全く向かない。
タップインではあるが、陰謀団の貴重品室と比較して単体で黒マナが出るのは嬉しい。普通の黒ウィニーに1,2枚挿す程度ならデメリットもそれほど気にならず、中盤以降はかなりのマナを出せるだろう。デッキの形を崩さずに大量マナを利用できるナントゥーコの影/Nantuko Shadeなどと相性がよい。
スタンダード当時は面晶体のカニ/Hedron Crabなどで自分の墓地を肥やして各種蘇生持ちクリーチャーにつなぐ、「カニ蘇生」「アガディームドレッジ」などと呼ばれたデッキで用いられた。生み出したマナで墓地からクリーチャーを展開していく。
- そのデッキが復讐蔦/Vengevineの登場後にドレッジ・ヴァインへと姿を変えると、採用されることも少なくなっていった。
関連カード
サイクル
ゼンディカーのレアのタップインランドのサイクル。各色に対応して1枚ずつ存在する。それぞれゼンディカー/Zendikarの特定の地所を表しているが、当時のゲームデザインの方針として伝説の土地は作らないとされていたため伝説ではない(2014年3月14日のMark Rosewaterのtumblr)。
- 空の遺跡、エメリア/Emeria, the Sky Ruin
- 水の帳、マゴーシ/Magosi, the Waterveil
- アガディームの墓所/Crypt of Agadeem
- 溶鉄の尖峰、ヴァラクート/Valakut, the Molten Pinnacle
- 巨森、オラン=リーフ/Oran-Rief, the Vastwood