静翼のグリフ/Hushwing Gryff
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一部のコンボデッキや、明滅などでETB能力を使い回すデッキに対して非常に効果的な能力であり、倦怠の宝珠同様にメタカードとして優秀な1枚。3マナ2/1飛行・瞬速と戦闘要員としての性能も悪くなく、環境によってはメインデッキからでも採用を検討できる。瞬速により、無力化したいクリーチャーに対応して奇襲的に唱えられるのも利点。
モダンでは、出産の殻や欠片の双子への対策として採用されることがある。スタンダードでは、タルキール覇王譚後に包囲サイ/Siege Rhinoや女王スズメバチ/Hornet Queenなどへの対策として使われることが増えた。
- ミラディンの傷跡の剃刀のヒポグリフ/Razor Hippogriff以来となる、2体目のヒポグリフ。
開発秘話
基本セット2014でも「倦怠の宝珠を内蔵したクリーチャー」の収録は検討されたのだが、次のテーロス・ブロックのメカニズムである授与が当時「クリーチャーとして戦場に出て、誘発型能力で自身を他のクリーチャーにつける」という書式であったため、印刷には至らなかった。なお、そのカードはデザインが変更されて威圧する君主/Imposing Sovereignとなっている[1]。
脚注
- ↑ The M Files: Magic 2015, Part 1/Mファイル『基本セット2015』編・パート1(Latest Developments 2014年7月11日 Sam Stoddard著)