青ざめた出家蜘蛛/Pale Recluse

提供：MTG Wiki

2種類の土地サイクリングと到達を持つ蜘蛛。

6マナ4/5とコストに対してややサイズは見劣りするが、序盤に引いても土地に換えられるので腐りにくい。

火力では死ににくく、フライヤーも止められるので、リミテッドでの活躍が期待できる。

訳語

日本語版のカード名は誤訳。recluseには「隠遁者」「世捨て人」という意味があり、「出家蜘蛛」という造語はこれを汲んだものと思われる（「出家」は仏教用語で、家庭生活を捨てて世俗を離れ、僧となって仏道を修行すること）。しかしrecluseはrecluse spider（イトグモ）の略語として用いられることもあり、クリーチャー・タイプが蜘蛛であるこのカードの場合はこちらの用法で使われていると考えるべきだろう。

これ以降、カード名のrecluseの定訳は「出家蜘蛛」となっていたが（カード名を「出家蜘蛛」で検索）、マジック・オリジンの絡み爪のイトグモ/Hitchclaw Recluseから「イトグモ」に変更された。

• 世捨てカヴー/Kavu Recluseなど、recluseを「世捨て人」の意味で使用しているカードもある。

関連カード

サイクル

アラーラ再誕の基本土地タイプに対応するタイプ・サイクリング（土地サイクリング）を2つ持つクリーチャーのサイクル。いずれもコモンで、友好色2色の組み合わせの多色クリーチャー。

• 聖域の耕し獣/Sanctum Plowbeast（平地、島）
• ジェスのゾンビ/Jhessian Zombies（島、沼）
• 炎血の襲撃者/Igneous Pouncer（沼、山）
• 谷のラネット/Valley Rannet（山、森）
• 青ざめた出家蜘蛛/Pale Recluse（森、平地）

注釈文はわかりやすく簡略化されているが、あくまでもタイプ・サイクリングを2つ持つということであり、「解決時にどちらかの基本土地タイプを持った土地を探す」という1つの能力ではない。起動時にはどちらの能力を起動するのか宣言する必要がある。

参考

• カード個別評価：アラーラ再誕 - コモン