記憶の宝球/Mnemonic Sphere

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Mnemonic Sphere / 記憶の宝球 (1)(青)
アーティファクト

(1)(青),記憶の宝球を生け贄に捧げる:カード2枚を引く。
魂力 ― (青),記憶の宝球を捨てる:カード1枚を引く。


神河:輝ける世界で登場した「置きドロー」の有色アーティファクトサイクリング相当の魂力を得、起動コストタップが不要になった急使の薬包/Courier's Capsuleであり、その上位互換

1マナで1枚ドローと、2マナずつ分割払い可能な2枚ドローを使い分けられる柔軟性が売り。設置はソーサリー・タイミングなので隙を作ってしまうが、合計4マナのインスタント・タイミングで可能な2枚ドローは霊感/Inspirationの系譜からも分かる通り妥当。更に1マナで手札交換手段にもなることを考えれば、汎用性は高い。魂力呪文ではないので打ち消されづらい点も嬉しい。過去のカードでは特にヒエログリフの輝き/Hieroglyphic Illuminationと近く、そのアーティファクト版とも評せるだろう。

神河:輝ける世界ではアーティファクトであることにも意味があり、多くのカードシナジーがある。登場時のスタンダードには、設置からの起動型能力と同じ効率のドローソースとして多元宇宙の警告/Behold the Multiverseが存在するが、アーティファクトであることを活用したり、合計4マナ支払う余地が薄いほどに早いデッキを想定するのであれば、小回りの利きやすいこちらを優先する理由はあるだろう。

参考

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