墓照らし/Gravelighter
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クリーチャー — スピリット(Spirit)
飛行
墓照らしが戦場に出たとき、このターンにクリーチャーが死亡していたなら、カード1枚を引く。そうでないなら、各プレイヤーはそれぞれクリーチャー1体を生け贄に捧げる。
条件を達成していれば1ドロー、達成していなければ布告除去となる。過去のクリーチャーで言うと前者はライフロスの無いファイレクシアの憤怒鬼/Phyrexian Rager、後者は肉袋の匪賊/Fleshbag Marauder。本体も2/2飛行となかなか良好なスペックで、リミテッドでは黒の主要フライヤーとして使うことができる。他にクリーチャーをコントロールしていない状態で陰鬱を満たせないと、これ自体を生け贄に捧げることになる点には注意。それでも1マナ重いだけの残酷な布告/Cruel Edict相当で、過去の布告内蔵クリーチャーと比べても十分な性能である。
構築ではリミテッドと比較して除去手段が増加するため、任意の効果を選びやすくなる。特にサクリファイスと相性が良く、他のカードで陰鬱を満たしても良し、これ自身でPIG能力を誘発させるも良し、と利便性が高い。参入時に活躍している黒コントロールは全体的なカードパワーが高いので枠はややきついが、前述した汎用性を重視するなら採用の可能性はある。
ストーリー
墓照らし/Gravelighterは神河/Kamigawaに住まう神/Kami。忘れられた空地の神/the Kami of Forgotten Clearingsとも呼ばれる。
石で出来た顔面と緑に光る眼を持ち、無数に生えた骸骨のような腕と脚を黒く分厚い蜘蛛の巣で覆い隠している。手から垂れ下がった絹糸には提灯が繋がっている(イラスト)。縄張り意識が強いことで有名。
ストーリーでは樹海/The Jukai Forestの川の中から出現し漆月英子/Eiko Shizuki・漆月魁渡/Kaito Shizukiきょうだいに襲い掛かろうとするが、灯元/Himotoに追い払われた。
登場作品・登場記事
- Kaito Origin Stories: A Test of Loyalty & The Path Forward/魁渡・起源の物語:「忠誠の試練」「その先へ続く道」(Magic Story 2021年12月16日 Akemi Dawn Bowman著)