カウンターバーン
提供:MTG Wiki
カウンターバーン (Counter Burn)は、デッキタイプの1つ。青のカウンターと赤のバーン(火力)の双方が盛り込まれた青赤コントロールデッキを指す。
基盤は受け身のパーミッションであり、クリーチャー除去と対戦相手へのトドメとして火力を用いる。土地以外のパーマネントを展開する必要がなく、対戦相手の除去を腐らせることができるのが最大の長所。しかし火力で焼けないサイズのファッティやエンチャントを除去するのが苦手であり、アドバンテージ源になるのが青のドローと全体火力程度しかないなど短所も多く、プレイングは容易ではない。また、マナ基盤の配分や打ち消しと火力の配分に至るまで、デッキ全体のバランスを取ることも容易ではない。
パーミッションが、コントロール兼ダメージソースとして火力を採用するパターンが一般的。またモグの狂信者/Mogg Fanaticのようなアドバンテージを失いにくいクリーチャーも採用される。さらにフィニッシャーとして、継続的に利用できる火力や、通常のパーミッションと同じく青などのファッティが採用される。
火力だけではコントロール性に欠けるため、ネビニラルの円盤/Nevinyrral's Disk等のアーティファクトを使うか、さらに色を足すこともある。ただし、対応力が落ちることを承知で、青赤2色に絞ったスタイリッシュな構成を貫く愛好者もまた多い。
有名どころではカウンターハンマーやカウンターフェニックスがある。また、クローシスコントロールもカウンターやバーンの比率次第でこれに分類されることもある。
- バーンデッキにカウンターを足すという形はあまり無い。少量のカウンターを入れて中途半端な構成にするよりは、全て火力にしたほうが安定性や速度の面のメリットが大きい。
主なカウンターバーンデッキ
- カウンターハンマー
- カウンターフェニックス
- カウンターミゼット
- スワンコントロール(青赤タイプ)