沼地の王ソルカナー/Sol'kanar the Swamp King
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伝説のクリーチャー — デーモン(Demon)
沼渡り(このクリーチャーは、防御プレイヤーが沼(Swamp)をコントロールしているかぎりブロックされない。)
プレイヤー1人が黒の呪文を唱えるたび、あなたは1点のライフを得る。
レジェンドの伝説のクリーチャー。さすが沼地の王というだけはあり、悪魔の角/Demon's Hornを内蔵し、回避能力に沼渡りまでも持つ。さらに、色拘束が強いとはいえ、5マナ5/5とコスト・パフォーマンスも悪くない。レジェンドの伝説のクリーチャーの中ではかなりまともな性能である。
レジェンドやクロニクルがスタンダードで使用可能だった当時、5マナ5/5でボーナス2つデメリットなしというのは破格の性能だった。当時の基本クリーチャーであるアーナム・ジン/Erhnam Djinnに一方的に勝て、稲妻/Lightning Boltや恐怖/Terrorで死なないのだから、相当に良いスペックである。
当時これが採用され辛かった一番の理由は多色コストであった。今でこそ3色デッキは当たり前のように存在するが、当時は2色以上出せるトーナメントレベルの土地はペインランドと真鍮の都/City of Brassくらいしかなく、かつ黒・青の有力カードが軒並みダブルシンボル以上に集中していたため、この色の組み合わせで3色デッキなど作れる環境ではなかったのである。
- イラストは、黒い沼の王らしく極悪そうな格好いい面構え。
- かつて、元レベル5ジャッジJeff Donaisが現役プロプレイヤーだった頃、このカードの入ったデッキを世界選手権に持ち込んだことが知られている。
- 時のらせんでタイムシフトカードとして再録。再録に際しデーモンのクリーチャー・タイプを獲得した。
ストーリー
沼地の王ソルカナー/Sol'kanar the Swamp Kingは、元々コロンドール/Corondor大陸東部Golthonor(ゴルソノア)地方にあるKhone(コーン)の森を守護するスピリットだった。ガイヤドローン・ディーハダ/Geyadrone Dihadaにより森が不浄な沼地に変化させられると、堕落してこの姿となった。
以来、ディーハダの下僕として働き、”黒き剣/Blackblade”を振るう。ダッコン/Dakkonに打ち負かされ黒き剣を失うが、その後もディーハダに従い続けた。
登場作品
- Dakkon Blackblade (ダッコン/Dakkonを主役とするアメコミ)