恐喝カード
提供:MTG Wiki
恐喝カード(Extortion Card)は、「あなたが~をプレイしたとき、いずれのプレイヤーも○○してもよい。いずれかのプレイヤーがそうした場合、~を打ち消す。」の効果を持つカードの俗称。次元の混乱にて黒に以下の4枚が登場している。
デザイン的に、オデッセイ・ブロックの赤に存在する懲罰者カードの流れを汲む物と思われる。本家と大きく異なるのは、「○○した場合打ち消す」に統一されているため、呪文を打ち消されない効果と併用した場合、ほぼ本来の効果としてプレイできる点か(もちろん、打ち消すための行動を遭えて実行することも可能だが、打ち消されないことが判っていて実行するプレイヤーはまずいないだろう)。また、プレイした時の誘発になっているので、コピーなどでプレイせず直接スタックに乗ったのならば妨害されない、という違いもある。
- 「相手に選択権のあるカードは弱い」と言われ、これもそういったカードに含まれる。使いどころに注意。
- 例えば(青)(青)インスタントで「呪文1つを対象とし、それを打ち消す。あなたがこの呪文をプレイした時、いずれのプレイヤーも20点のライフを支払っても良い。いずれかのプレイヤーがそうした場合、この呪文を打ち消す」というカードは、対抗呪文/Counterspellの下位互換である(自分のライフをわざと減らす可能性、ターンのコントロールを奪った場合などを除く。上位互換の項目も参照)。この意味が分からない人は恐喝カードの評価を見誤っている危険性が高い。
- 意図してかは判らないが、次元の混乱で登場したカードはいずれもすべてを護るもの、母聖樹/Boseiju, Who Shelters Allの恩恵を受けられない(インスタントやソーサリーでなかったり、コストに不特定マナを含まない)。
- 一応コスト増加カードなどを使えば可能ではあるが、そこまでするかというと難しいかも。