貪欲な巨体獣/Ravenous Gigantotherium
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Ravenous Gigantotherium / 貪欲な巨体獣 (5)(緑)(緑)
クリーチャー — ビースト(Beast)
クリーチャー — ビースト(Beast)
貪食3(これが戦場に出るに際し、あなたは望む数のクリーチャーを生け贄に捧げてもよい。このクリーチャーは、その数の3倍に等しい数の+1/+1カウンターが置かれた状態で戦場に出る。)
貪欲な巨体獣が戦場に出たとき、クリーチャー最大X体を対象とする。これはそれらにX点のダメージをあなたの望むように分割して与える。Xはこれのパワーに等しい。それらの各クリーチャーはそれぞれ、自身のパワーに等しい点数のダメージを貪欲な巨体獣に与える。
複数のクリーチャーと同時に格闘するようなETB能力と貪食を持つビースト。
貪食して大きくなれば除去範囲も拡大し、また貪食によって失うボード・アドバンテージを格闘で取り返すことが可能で、互いに噛み合った能力。貪食の値も3で1体につき3個の+1/+1カウンターが乗る高効率ぶりなので、1匹食べるくらいでもマナレシオ的には上々。
- 除去能力は世界を喰らう者、ポルクラノス/Polukranos, World Eaterの怪物化誘発能力とよく似ているため、そちらも参照。
- 割り振りは能力をスタックに置く手順中で、対象の決定後に行われる(CR:601.2d,CR:603.3d)。貪欲な巨体獣のパワーの値はこの時点での値を用いる。スタックに置いた以降のやりとりによって貪欲な巨体獣のパワーが解決時までに変化していたとしても、与えるダメージの量は変わらない。逆に、貪欲な巨体獣が受けるダメージは、割り振りではないため解決時に決定する(CR:608.2h)。
- この誘発型能力は厳密には格闘とは異なり、ダメージを与え合うのは同時ではなく、まず貪欲な巨体獣がダメージを与えた後に対象のクリーチャーが貪欲な巨体獣にダメージを与える。何らかの理由により貪欲な巨体獣が感染や萎縮を持っている場合に違いが生じる。