拾い読み/Browse

提供:MTG Wiki

2024年10月30日 (水) 12:52時点におけるUssu (トーク | 投稿記録)による版
(差分) ←前の版 | 最新版 (差分) | 次の版→ (差分)
移動: 案内, 検索

Browse / 拾い読み (2)(青)(青)
エンチャント

(2)(青)(青):あなたのライブラリーのカードを上から5枚見て、そのうちの1枚をあなたの手札に加える。残りを追放する。


起動型能力濾過を行えるエンチャント。繰り返し起動可能だが、一般的な濾過と異なり選ばなかったカード追放されてしまう。

色拘束の強さと高いサーチ性能から、中心のコンボデッキに使いたいところだが、「起動のたびにライブラリーが5枚削れるという消耗の速さ」「5枚の中に重要カードが2枚以上あると致命的」といったリスクがコンボデッキとはかみ合わない点が悩みどころ。

Soldevi Diggerと組み合わせてデメリットを逆手にとった、ブラウズディガーというデッキは当時のトーナメントでもそれなりに活躍していた。

第6版再録されていたが、相方となるSoldevi Diggerがない環境ではぱっとしなかった。スタックルールの導入により「対戦相手呪文対応して起動して打ち消しを入手」できるようになったため、そこに注目されて採用されていた時期もあったが、その用途では制作時の意図通りライブラリー消耗の速さが仇となり、結局あまり定着はしなかった。

カウンターポストのシークレットテクとして採用されたことがある。これにより、対戦相手よりもKjeldoran Outpostを早く入手でき、ミラーマッチで多少有利になった。

  • ライブラリーの残り枚数が5枚未満ならばライブラリー全体を見ることになるし、もしライブラリーにカードが1枚しかなければデメリットなくそのカードを入手できる。
  • 単純なドローにすると、貴重な収集品/Treasure Trove になる。
  • ニュアンスとして「ナナメ読み」という感じ。イラストもいい味を出しているし、カード機能デザインも的確。ちなみに今あなたが使ってこの文章を読んでいるインターネット「ブラウザ(browser)」は文字通り「ブラウズするためのもの」という意味である。
  • 引きちぎられたページの1枚に「Urza's Screw」なるものが描かれている(第6版イラスト左上部分)。
  • コールドスナップテーマデッキ雪景色/Snowscapeにて収録された際、フレイバー・テキストの訳語が変更されている。
かつては偉大な文学だった ――― 今では単なるゴミさ。
特務魔道師、ヤヤ・バラード

(出典:第6版
かつては偉大な散文も……これじゃ散々ね。
特務魔道師、ヤヤ・バラード

(出典:雪景色/Snowscape

参考

QR Code.gif