地ならし屋/Leveler
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5マナ10/10と破格のマナレシオを誇るファッティ。しかし、ETB能力でライブラリーのカードをすべて追放するというとんでもないデメリットを持っている。
普通に出すと、次のターンにはライブラリーアウトで敗北してしまう。もみ消し/StifleでETB能力を打ち消したり、テル=ジラードの鉄筆/Tel-Jilad Stylusでライブラリーを補充したり、片意地な使い魔/Obstinate Familiarや平行思考/Parallel Thoughtsでドローを飛ばすなどの工夫が必要となる。
フィフス・ドーン発売後には終わりなき囁き/Endless Whispersなどとのコンボが使われている。明日の標/Beacon of Tomorrowsとで無限ターンを生成することも可能。
- 分かち合う運命/Shared Fateとの相互作用は善し悪し。分かち合う運命が戦場に出た後にこちらが戦場に出せれば自分のライブラリーが無くなり対戦相手のドローが止まるためロックに持ち込めるが、対戦相手に出されたら自分のドローが止まってしまう。
- 初出時はクリーチャー・タイプがなかったが、2007年9月サブタイプ変更で巨大戦車が追加された。
- イラストの端の方にこっそりとスロバッド/Slobadが描かれている[1]。また、ドーム状のパーツの中に入っている赤い物体は「地ならされてしまった生物の組織(=犠牲者の肉片)」だそうである。合掌。
- グリッサ/Glissaと出会うまで、スロバッドは地ならし屋の格納庫の片隅に隠れ住んでいた。地ならし屋は格納庫の外でしか狩りをしないため格納庫の中が一番安全なのだとか。
- ミラディンのストーリー序盤で、3体の地ならし屋が出てくるシーンがあり、「一体どんな場だ!?」と主にストーリー好きプレイヤーの間で物議を醸したが、話が進むと地平線を埋め尽くす程の群れで出てくるようになり、いつしか誰も気にしなくなった。
- 作り直し/Reshapeのフレイバー・テキストで洒落にされている。
- 後に登場したLv系カード/Leveler Cardsとは関係ない。
- 2010年のエイプリル・フールに公式ホームページでネタにされていた。
- ミラディンから8年の歳月を経て研究室の偏執狂/Laboratory Maniacという最高の相方が誕生した。甚大なデメリットがまさかメリットになる日が来るとは…。
- さらに年代を重ねると、直接の勝利条件になるタッサの神託者/Thassa's Oracleというカードも登場した。歯と爪/Tooth and Nailで即勝利も可能。
- 15年後の基本セット2019では、デメリットのない5マナ10/10のギガントサウルス/Gigantosaurusが登場。ただしクウィンタプルシンボル。
脚注
- ↑ Leveler art secret - Wayback Machine(2009年2月18日アーカイブ分) (2005年3月16日 WotC)
参考
- 壁紙
- カード個別評価:ミラディン - レア
- カード個別評価:時のらせんリマスター - 旧枠加工カード