アスフォデルの灰色商人/Gray Merchant of Asphodel

提供:MTG Wiki

2024年7月15日 (月) 11:10時点におけるARI (トーク | 投稿記録)による版
(差分) ←前の版 | 最新版 (差分) | 次の版→ (差分)
移動: 案内, 検索

Gray Merchant of Asphodel / アスフォデルの灰色商人 (3)(黒)(黒)
クリーチャー — ゾンビ(Zombie)

アスフォデルの灰色商人が戦場に出たとき、各対戦相手はそれぞれX点のライフを失う。Xは、あなたの黒への信心に等しい。あなたはこれにより失われたライフに等しい点数のライフを得る。(あなたの黒への信心とは、あなたがコントロールしているパーマネントのマナ・コストに含まれる(黒)の総数である。)

2/4

戦場に出たときにへの信心の値だけライフドレインを行うゾンビ

自身がダブルシンボルなので最低でも2点、他にも黒のパーマネントコントロールしていればそれ以上にもなり、多大なライフ・アドバンテージを期待できる。2/4は3マナ相当と考えると、3点以上のドレインが欲しいところだが、これ自身で2点は確定しているのでハードルはそう高くない。パワーが低いのは残念なところだが、総合的なコスト・パフォーマンスは高いと言える。

テーロス参入後のスタンダードではラヴニカへの回帰ブロック混成カードとの相性の良さもあり、黒単信心の中核としてローテーションまで環境を席巻し続けた。タルキール覇王譚参入後の環境においては、ラヴニカへの回帰ブロックのローテーション落ちによって信心を稼ぎやすいパーマネントが環境から激減してしまい、黒単や初期の先祖の結集で細々と使われていたものの、トーナメントレベルの活躍は見られなかった。

パウパーにおいては黒単コントロールに採用され、黒単コントロールをトップメタの一角に押し上げた。宝石の手の汚染者/Gempalm Polluterと合わせてフィニッシャーを最大8枚体制にすることで黒単ゾンビを組む意義が生まれるのである。

リミテッドにおいても強力で、コモンなので数が集めやすいのも嬉しい。

テーロス還魂記にて再録稀少度アンコモンに昇格している。信心カード自体は少ないが相性の良いカードは揃っており、すぐにこのカードを基幹とした黒単信心が確立されたが、過去のようにトップメタに絡むほどには至っておらずローテーション落ちを迎えた。

参考

  1. 『テーロス還魂記』のプロモ(Daily MTG 2020年1月9日)
  2. 死出(Making Magic -マジック開発秘話- 2020年1月14日)
QR Code.gif