精神異常のソーサラー/Aberrant Mind Sorcerer
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Aberrant Mind Sorcerer / 精神異常のソーサラー (4)(青)
クリーチャー — 人間(Human) エルフ(Elf) シャーマン(Shaman)
クリーチャー — 人間(Human) エルフ(Elf) シャーマン(Shaman)
サイオニック呪文 ― 精神異常のソーサラーが戦場に出たとき、あなたの墓地にありインスタントやソーサリーであるカード1枚を対象とする。1個のd20を振る。
1-9|あなたはそのカードをあなたのライブラリーの一番上に置いてもよい。
10-20|そのカードをあなたの手札に戻す。
D&D風になったイゼットの時術師/Izzet Chronarch。同系統のクリーチャーの中ではマナレシオがよいが、45%の確率で手札ではなくライブラリーの一番上への回収となってしまう。
回収したカードが即座に手札に入らない可能性があるため、計画を立てづらく使いづらい。ドローが止まってしまうことになるためカード・アドバンテージも取れず、切削などで妨害されてしまう可能性もある。かといって必ずライブラリーに戻るわけではないため、ライブラリーを参照する効果とのコンボも難しい。ダイスを振ること自体が重要なのでなければ、もっと素直な性能のカードを採用したほうがいいだろう。
リミテッドでも手放しに歓迎できる性能ではないが、ダイスロールを参照するカードと組み合わせやすいこと、カード1枚ずつが貴重なため回収の恩恵が大きいこと、運次第とはいえアドバンテージが取れる可能性があること、ゲームが停滞していれば1ターン待つことが大きな不利益にならないことなどの追い風があり、構築よりずっと使いやすい。特に「2回通ればほぼ勝ち」のターシャズ・ヒディアス・ラフター/Tasha's Hideous Laughterが取れているならば是非とも併用したい。
- 日本語版には、ルール文章の1段落目の「あなたの」が欠落している誤植があり、訂正が出されている[1]。能力はあなたの墓地にあるカードしか対象にできない。
- 秘儀の調査員/Arcane Investigatorおよび魂刀のスパイ/Soulknife Spyと並び、霧衣の究極体/Mistform Ultimusや多相を除き初の青単色のエルフ。
- 「Aberrant Mind」とは、ダンジョンズ&ドラゴンズ第5版のサプリメント『ターシャの万物釜/Tasha's Cauldron of Everything』に収録されたソーサラーの魔力の起源(サブクラス)の一つである。彼方の領域/Far Realmなどの影響によるサイキック能力を扱う。のちに発売された日本語版では「異形の精神」と訳された。
脚注
- ↑ 『フォーゴトン・レルム探訪』一部カードにおけるテキスト訂正のお知らせとお詫び(マジック日本公式サイト 2021年7月9日)