薄暮軍団の決闘者/Dusk Legion Duelist

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自身の上に+1/+1カウンターが置かれるとドローできる吸血鬼・兵士。

非常に素直な性能で使いやすいカード。兵士も吸血鬼も数の多い部族であり、後述の通り相性のいいカードも多い。警戒のお陰で守りを疎かにしないまま攻撃に参加できるため、装備品やオーラの下地としても優秀。1枚で戦況を引っ繰り返すような派手さはないが、地道にアドバンテージを稼ぎやすい優良クリーチャー。改善を得意とする赤、緑とも相性が良い。ゴバカーンへの侵攻/Invasion of Gobakhanとは特に相性がよく、毎ターン強化とドローが狙える。

リミテッドではシングルシンボルで2マナ2/2のキーワード能力持ちという時点で有力。賛助を始めとする+1/+1カウンターを乗せる手段を持つカードを多少意識してピックしておけばカード・アドバンテージにも期待ができる。

構築でも+1/+1カウンターを利用するデッキに適性がある。1ターン1回とはいえ自軍の強化にカード1枚のおまけがついてくるとあれば十分に採用可能。部族は登場時のスタンダードでは白系の兵士デッキが活躍している。色も合致、マナ・コストの軽さも兵士が得意とするウィニー戦術とも相性良好、救助レトリバー/Rescue Retrieverや包囲の古参兵/Siege Veteranなど、+1/+1カウンターを用いる兵士が比較的豊富で能力の活用も無理なく可能。しかしながら兵士や人間の2マナ域にはロードである雄々しい古参兵/Valiant Veteranや銅纏いの先兵/Coppercoat Vanguardが存在する上、3マナ4マナにも強力なカードが控えているため、2マナ＋ひと手間を要求するこのカードの実際の採用例は非常に限定的である。

参考

• 薄暮の軍団/The Legion of Dusk（背景世界/ストーリー用語）
• カード個別評価：機械兵団の進軍 - レア