根導線の融合体/Rootwire Amalgam
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アーティファクト クリーチャー — ゴーレム(Golem)
(3)(緑)(緑),根導線の融合体を生け贄に捧げる:無色のX/Xのゴーレム(Golem)・アーティファクト・クリーチャー・トークン1体を生成する。Xは、根導線の融合体のパワーを3倍した値に等しい。ターン終了時まで、それは速攻を得る。起動はソーサリーとしてのみ行う。
//---試作部分---//
(1)(緑)
試作(あなたはこの呪文を、異なるマナ・コスト、色、サイズで唱えてもよい。これは能力とタイプを保持する。)
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試作持ちのゴーレム。起動型能力で自身を生け贄に捧げて、現在のパワーの3倍ものサイズを持つゴーレムトークンへと変形する。
試作で出せば2マナ2/3という悪くないマナレシオを誇るため、序盤の攻防を任せられる。ゲームが長引いて相手がファッティを展開してきたら起動能力で6/6のトークンへと変形させてサイズアップして応戦できる。さらに完成品として唱えてから変形した場合には合計10マナかかるものの15/15という非常識なサイズのトークンを作り出せる。無鉄砲/Audacityなどでトランプルを付与して暴れさせてやろう。
序盤から繰り出せる上に中盤でも戦場に圧力をかけることができ終盤のマナフラッドまで受けられるという、非常にミッドレンジ戦略に則したクリーチャー。しかしサイズ以外の強みはないに等しくアドバンテージの獲得に長けているわけでもないので、サイズが優秀なクリーチャーさえパーツとしてあれば事足りるというようなデッキに入れるなど、構築上の工夫は必要だろう。
パイオニアにおいては創案の火/Fires of Inventionが好相性。土地が5枚並んでいるなら、完成品で唱えてそのまま能力を起動できる。峰の恐怖/Terror of the Peaksを先に出していたなら、戦闘を介さずにそのまま20点のライフを削り切ることすら可能。
- 緑単色で、他のキーワード能力を絡めているわけでもないのに速攻持ちのトークンを生成できる珍しいカード。能力の起動をソーサリータイミングに限定させたがゆえのパワーレベルの調整か、あるいは「変形する」というフレイバーを重視した結果かもしれない。
参考
- 『兄弟戦争』のトークン(Daily MTG 2022年11月7日)
- カード個別評価:兄弟戦争 - 神話レア