中心部の防衛/Defense of the Heart
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エンチャント
あなたのアップキープの開始時に、対戦相手1人が3体以上のクリーチャーをコントロールしている場合、中心部の防衛を生け贄に捧げ、あなたのライブラリーからクリーチャー・カードを最大2枚まで探し、それらのカードを戦場に出し、その後ライブラリーを切り直す。
対戦相手にクリーチャーが増えてくると、こちらにも援軍を呼び出すことができるエンチャント。
力の化身/Avatar of Mightと違い、単純に相手のクリーチャーの数だけを数えるため、こちらがクリーチャーを並べていても問題なく誘発する。
こちらがクリーチャーを並べる事で相手も防御のためクリーチャーを増やしてくれれば良いが、これが戦場に見えているため、大抵の場合除去で対応するなどして、無闇に誘発条件を満たしてくれる事はないだろう。極度にクリーチャーに依存するデッキが相手でないと、安定して誘発させるのは難しい。
ウィニー系に弱い緑入りのデッキ(青緑など)なら、その弱点をある程度埋める事ができるのでお守り程度に役立つ。だがこのエンチャントを張り、さらに次のターンまで生き延びなければならないので押し切られないように。
リミテッドでは、あらゆるデッキで自然とある程度のクリーチャーが入ってくるため有効である。
カードプール次第では、歯と爪/Tooth and Nailのようにクリーチャー2体で即座に勝利するコンボも可能。
- 強力なクリーチャーを出した後のリセットには注意すべきだろう。
- 後に登場した禁忌の果樹園/Forbidden Orchardや狩り立てられたトロール/Hunted Trollなどで条件を能動的に満たすこともできる。
- 対戦相手の多い多人数戦では、条件を満たしやすくなる。
関連カード
サイクル
ウルザズ・レガシーの、条件を満たすとアップキープに能力が誘発するエンチャントのサイクル。
- 次元の崩壊/Planar Collapse
- セカンド・チャンス/Second Chance
- 狂気の瀬戸際/Brink of Madness
- さし迫った災難/Impending Disaster
- 中心部の防衛/Defense of the Heart
1999年3月に出されたエラッタで、誘発型能力の解決時に自身を生け贄に捧げた場合のみ効果が発生するように変更されていたが、2010年4月のオラクル更新で、印刷時の通り、能力の解決時に生け贄に捧げることに失敗しても効果が発生するように戻された。