ワタリガラスの使い魔/Raven Familiar
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クリーチャー — 鳥(Bird)
飛行
エコー(2)(青)(あなたのアップキープの開始時に、これが直前のあなたのアップキープの開始時よりも後にあなたのコントロール下になっていた場合、そのエコー・コストを支払わないかぎりそれを生け贄に捧げる。)
ワタリガラスの使い魔が戦場に出たとき、あなたのライブラリーのカードを上から3枚見る。それらのうちの1枚をあなたの手札に加え、残りをあなたのライブラリーの一番下に望む順番で置く。
エコーを持つ187クリーチャーの1つ。青のこれは、衝動/Impulse型のライブラリー操作(後のカードで言えば予期/Anticipate)を内蔵する。
物知りフクロウ/Sage Owlなどと違い手札を減らさず、いらないカードはライブラリーの一番下に送れるので高効率。重さとエコーの割にサイズがイマイチだが、ほとんど能力の方を当てにしているだろうから、後はチャンプブロックするなり生け贄要員にするなりすればよい。3枚見て1枚選ぶ、というのがミソで、潜在的なアドバンテージは飛行と合わせてかなり大きい。中でも迫撃鞘/Mortarpodはフィニッシャーを兼ねることができ、最高の相方。
3マナかつ青であることから、アルーレンでは非常に重要な役割を果たす。洞窟のハーピー/Cavern Harpyの開門能力で戻せるので、このライブラリー操作能力を何度も使用して、必要なカードを手に入れられる。ワイアウッドの野人/Wirewood Savageと違い、それ単体でもコンボパーツを集めるのに活躍できる。
単体でもそれなりに優秀で、ティンカーなどに挿されていた。序盤のビートダウンデッキに対する攻防が、このカードがあるのとないのとでは結構差が出る。
関連カード
- 後に登場した宮廷の軽騎兵/Court Hussarは、これと同じETB能力を持つ。
サイクル
ウルザズ・レガシーのアンコモンのエコーを持つ187クリーチャーのサイクル。緑以外の各色に存在する。
- レイディアントの竜騎兵/Radiant's Dragoons
- ワタリガラスの使い魔/Raven Familiar
- 骨砕き/Bone Shredder
- なだれ乗り/Avalanche Riders
緑のエコーを持つ187クリーチャーにはムルタニの見習い/Multani's Acolyteとヤヴィマヤの農夫/Yavimaya Grangerの2枚があるが、いずれもコモンであり、サイクルとしては不完全である。さらに、赤のコモンにもギトゥの投石戦士/Ghitu Slingerが存在する。