不憫な悲哀の行進/March of Wretched Sorrow
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March of Wretched Sorrow / 不憫な悲哀の行進 (X)(黒)
インスタント
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この呪文を唱えるための追加コストとして、あなたはあなたの手札にある望む枚数の黒のカードを追放してもよい。この呪文を唱えるためのコストは、これにより追放されたカード1枚につき(2)少なくなる。
クリーチャーやプレインズウォーカーのうち1体を対象とする。不憫な悲哀の行進はそれにX点のダメージを与え、あなたはX点のライフを得る。
黒の行進はXドレイン。クリーチャーやプレインズウォーカーしか対象にできない。
結局は単体除去にしかならないので、追加コストを支払うとカード・アドバンテージで遅れを取る。とはいえ手札を惜しんでライフが無くなっては元も子もないし、過去のカードでいうと色は違うが熱光線/Heat Rayの対象にプレインズウォーカーが追加され、更に命の川/Stream of Life相当の回復がつくと考えると、効率はかなり良い。原型が(特殊なデッキを除いて)構築レベルとは言い難いものだったとはいえ、1枚で2枚分の威力を発揮する強さは知っての通り。いざという時には手札を使って延命し、逆転の札を引けることもあるだろう。
リミテッドではダメージレースが構築よりも重視され、単体除去の価値も高いので一線級の強さ。一方で構築だと汎用除去に対象のサイズや忠誠度を問わず破壊できる英雄の破滅/Hero's Downfallが存在するので、こちらを採用するならやはりライフを回復できる点を活かせるデッキになる。