上天のしみ/Tainted Aether
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クリーチャーが戦場に出るたびに、クリーチャーか土地の生け贄を要求するエンチャント。クリーチャーを多用するデッキにとって早いうちに出されると厄介な存在。自分にも効果は及ぶのでノンクリーチャーデッキを使うなど工夫しよう。
死後の生命/Afterlifeや禁忌の果樹園/Forbidden Orchardなど、対戦相手にトークンを出させるカードとのコンボが有効。単体でもそれらのデメリットを相殺することができるが、上天のしみが複数出ていると逆に相手のクリーチャーや土地が減るのである。
- 初出時の英語版カード名は「Tainted Æther」であったが、カラデシュ発売に伴うオラクル更新により、合字を用いない表記に変更された。詳細は霊気/Aetherを参照。
- 戦場に出たばかりのそのクリーチャーを生け贄に捧げることもできる。
- カード名や効果、マナ・コストの面で上天の閃光/Aether Flashとの類似性が見られる。第7版では同時に収録されている。
ストーリー
「Tainted Aether」とは「汚染された霊気/Aether」のこと(「上天」は霊気の旧訳)。召喚は霊気経由でクリーチャーを呼び出す設定であり、汚染された霊気が魔法に悪影響を及ぼしている。
ウルザズ・サーガ版は、ポータル/Portalによって森にできた断層から出現するファイレクシア/Phyrexiaのギックス/Gixが描かれており、汚れた霊気が周囲をおどろおどろしい風景に変容させている(イラスト)。小説The Brothers' WarやPlaneswalkerなどのストーリーでは、ギックスはドミナリア/Dominariaのテリシア/Terisiareやセラの領土/Serra's Realmに侵入して汚染を広げている。
第7版では、「肉が骨から溶け落ちてしまうくらい汚れた」霊気の集まったところ(pockets)とされていて、噴き出した霊気に飲み込まれる天使が描かれている(イラスト)。