黄金の卵/Golden Egg
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Golden Egg / 黄金の卵 (2)
アーティファクト — 食物(Food)
アーティファクト — 食物(Food)
黄金の卵が戦場に出たとき、カードを1枚引く。
(1),(T),黄金の卵を生け贄に捧げる:好きな色1色のマナ1点を加える。
(2),(T),黄金の卵を生け贄に捧げる:あなたは3点のライフを得る。
キャントリップとマナフィルター機能がついた食物トークンのような性質を持つアーティファクト。
マナフィルターとしての機能はギルド球/Guild Globeや万華石/Kaleidostoneの色マナ1点バージョン、または使い切りの予言のプリズム/Prophetic Prismといったところ。効果としては小さいが、2マナで手札を減らさず最低限の色事故を回避できる。
これに食物としての機能が加わる。計4マナ支払って3点回復とコスト・パフォーマンスとしてはかなり低いが、無事にマナ基盤が整った後は用済みになりがちなマナフィルターとしては、その段階でも使い道があるという利点は小さくない。無論、食物トークンと同様に他のカードで食べる事もできる。
登場時のスタンダードでは、使い捨てに適したアーティファクトが求められるエスパー・スタックスでギルド球と共に採用されている。
パウパーでは、ボロス統治者がタッチ黒する際に錬金術師の薬瓶/Alchemist's Vialの代わりに採用される。
リミテッドでももちろん有用で、デッキ圧縮に色事故回避、食物シナジーの頭数としても数えられ、湖に潜む者、エムリー/Emry, Lurker of the Lochの様なアーティファクトシナジーがあればさらに評価が上がる。
- モチーフは、イソップ寓話『ガチョウと黄金の卵』に登場する「黄金の卵」だろう。イギリスの童話『ジャックと豆の木』にも類似の存在が登場する。
- カード名こそ卵ではあるが、卵・クリーチャーではなく、ただの食物である。