ギデオンの犠牲/Gideon's Sacrifice

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自分がコントロールするクリーチャーかプレインズウォーカー1体に、全てのダメージを移し替える呪文。

全体火力や全体強化後の攻撃などを1体の犠牲で回避することができる。破壊不能を持つクリーチャーを対象にすれば、ターン中の火力も無力化できる。1マナと軽いので相手の不意を突きやすいが、火力以外の除去で対象を除去されるのには弱い。

カード・アドバンテージには繋がりにくく、リミテッドでもあまり採用したい種類のカードではないが、戦慄衆の指揮/Command the Dreadhordeが手に入った場合は2枚で勝負を決めるコンボになる。ブースター・ドラフトの場合こちらが遅い巡目でも確保しやすいため見た目以上に揃いやすい。スタンダードでは白単アグロのサイドボードに轟音のクラリオン/Deafening Clarionなどの全体除去対策で使われることがある。

• プレインズウォーカーも対象にできる。相手がクリーチャー除去を握っている場合は移し替えるのも手である。

[編集] ルール

• 複数のクリーチャーから同時に戦闘ダメージを受けた場合でも、激昂能力は1回しか誘発しない。

[編集] ストーリー

灯争大戦の注目の第3章の1枚。リリアナ/Lilianaがニコル・ボーラス/Nicol Bolasに逆らい、契約を破ったことによる死を、ギデオン/Gideonが身代わりとなって引き受ける場面を描いている（イラスト）。

リリアナは、ボーラスを裏切った代償が自分の身に降りかからなかったことに驚いた。

[編集] 参考

• ギデオン・ジュラ/Gideon Jura（背景世界/ストーリー用語）
• カード個別評価：灯争大戦 - コモン