ベナリア史/History of Benalia
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Torsten Von Ursus(トルステン・フォン・ウルサス)によって建国の礎が築かれたベナリア/Benaliaの歴史を切り取った英雄譚。騎士たちが徐々に集結して建国する様を表しており、クリーチャーの量産と戦線の強化を行う。
- I,II-
- 歴戦の騎兵/Veteran Cavalier相当のクリーチャー・トークンを累計2体生成する。
- 効果が極めて近い騎兵呼集/Call the Cavalryと比べると、あちらは即効性と色拘束の薄さで勝り、こちらはIIIの効果分と最終的な効率で勝る。
元手3マナにして4/4警戒相当のクリーチャー&+4/+2修整相当の強化を得られる計算であり、非常に優れたコスト・パフォーマンスを持つ。すべての効果を得られるまでにタイムラグはあるものの、単体除去の優先度や全体除去のタイミングを迷わせたりできる副次効果に期待できるため、あながち悪いことでもない。マナ基盤さえ許せば騎士が存在しないデッキであろうとも投入しうる優秀な1枚。特に重ね張りをした時の威力は凄まじく、3ターン目4ターン目と序盤に連続で唱えた場合、その後の攻撃だけで対戦相手のライフを削りきってしまうこともある。
登場時のスタンダードではこれを中心に据えた白黒ベナリアと呼ばれるデッキが成立した。ローテーション後もセレズニア・トークンや天使デッキ、白ウィニーで採用される。