ビジョンズ
提供:MTG Wiki
ビジョンズ/Visions | |
シンボル | Vの字を形取った三角形の旗(戦争の三角/Triangle of War) |
略号 | VI, VIS |
コードネーム | Mirage Jr. |
発売日 | 米:1997年2月3日 日:1997年3月 MO:2006年4月11日 |
セット枚数 | 全167種類 |
ビジョンズ/Visionsは、ミラージュ・ブロックの1番目の小型エキスパンション。1997年2月3日に発売された(日本では同年3月に発売された)。意味は「未来視」。
目次 |
概要
南の大陸ジャムーラで引き起こされた戦乱を題材にしている。
リバー・ボア/River Boa、火炎破/Fireblast、衝動/Impulseなどコモンだけでも強力なカードが多数登場。もちろんコモン以外でも、吸血の教示者/Vampiric Tutorや自然の秩序/Natural Order、孤独の都/City of Solitude、知られざる楽園/Undiscovered Paradiseをはじめトーナメントレベルのカードが目白押しで、一躍人気エキスパンションとなった。実用的なカードが少なかったホームランドと入れ替わりでスタンダードに登場したこともその人気に拍車をかけた。多くのデッキにとって強化になりこそすれ弱化にはならず、スタンダードに与えた影響は計り知れない。
戦場に出たとき追加の効果を持つクリーチャー(187クリーチャー)が、初めてデザインに取り入れられた[1][2]。大クラゲ/Man-o'-Warやネクラタル/Nekrataalが有名。
- 発売3ヶ月前にマルチバースギフトボックス内に含まれるプレビュー・ブースターという形でお披露目されていた。
- 2006年4月11日から2009年3月24日までの間、Magic Onlineで販売されていた。ミラージュ同様、新規にテーマデッキが作られた。また、一定確率でプレミアム・カードが封入されている。ただし現物化はできない。
- Magic Onlineでのリリースに伴い、オラクルの大幅なクリーチャー・タイプ改訂が2006年1月に行われた。
- 英語名が同じカード名のカードが存在する(→未来視/Visions)。
テーマデッキ
テーマデッキはMagic Onlineでのみ発売された。
パッケージ・イラスト
主な開発スタッフ
- デザイン・チーム - Bill Rose(リード)、Charlie Cantina、Don Felice、Howard Kahlenberg、Joel Mick
- デベロップ・チーム - Bill Rose(リード)、Mike Elliott、William Jockusch、Mark Rosewater
- アート・ディレクター - Sue-Ann Harkey
関連リンク
- ビジョンズ(マジック英語公式日本語版 セット特設サイト)
- Visions: The Backstory(Web Archive) (公式サイトに掲載された背景ストーリー)
- ↑ 素晴らしいバニラの材料(Latest Developments 2016年11月11日)
- ↑ 『アモンケット』語り その2(Making Magic 2017年5月1日)
参考
- カードリスト(Wisdom Guild)
- カード個別評価:ビジョンズ
- 夜と昼の恋歌/Love Song of Night and Day (フレイバー・テキストに頻出する詩歌)
- カードセット一覧