儀礼的拒否/Ceremonious Rejection
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無色の呪文のみを打ち消す呪文。わずか1マナで唱えられる代わりに厳しい条件が付いてくる打ち消し呪文はそれなりに存在するが、これは紅蓮破/Pyroblastや水流破/Hydroblastのような色対策カードと見ることができる。
登場時のスタンダードでは戦乱のゼンディカー・ブロックの欠色呪文、イニストラードを覆う影ブロックの現出呪文、カラデシュ・ブロックのアーティファクト呪文と、対象となる無色の呪文には事欠かない。
カラデシュ参入直後のスタンダード環境では、トップメタだった霊気池の驚異への対処のため多くのデッキのサイドボードに採用された。マルドゥ機体など、このカードのためだけに青をタッチするデッキも少なくなかった。
モダンでは厄介な無色アーティファクトと一大勢力を誇るエルドラージの両方を青1マナで対処できるため、青いデッキのサイドボードによく採用されている。
- 有色アーティファクトは打ち消すことができない。カラデシュの有色アーティファクトは機械巨人サイクルだけなので、間違えやすい。
- アーティファクトを対策できる1マナカウンターは、過去に鋼の妨害/Steel Sabotageが存在する。こちらがアーティファクト以外の無色呪文に対応できるのに対し、あちらは有色アーティファクトや出てしまったアーティファクトにも対処できる。