クロールの死の僧侶、マジレク/Mazirek, Kraul Death Priest
提供:MTG Wiki
Mazirek, Kraul Death Priest / クロールの死の僧侶、マジレク (3)(黒)(緑)
伝説のクリーチャー — 昆虫(Insect) シャーマン(Shaman)
伝説のクリーチャー — 昆虫(Insect) シャーマン(Shaman)
飛行
プレイヤーが他のパーマネントを1つ生け贄に捧げるたび、あなたがコントロールする各クリーチャーの上にそれぞれ+1/+1カウンターを1個置く。
他のパーマネントが生け贄になるたび、大量に+1/+1カウンターをばらまく能力を持つ伝説のクリーチャー。
5マナ2/2飛行と素のスペックは貧弱だが、全体強化能力は強力。クリーチャー展開と言えば緑の十八番だし、生け贄と言えば自ら捧げるのも対戦相手に捧げさせるのも黒のお家芸。さらに生け贄はパーマネントなら何でもよく、かつプレイヤーを問わないため、例えばフェッチランドなどのカードを積極的に使う理由・対戦相手に使わせない理由となる。
本人の重さのせいで動き出しが遅いのは少々ネックだが、逆に言えばこれを出すまでに充分に準備を整えることができる。統率者に指定しておけば5マナ揃い次第確実に出せるため、戦略に組み込みやすいシステムクリーチャーとして活躍してくれるだろう。
- 例によって、トークンと+1/+1カウンターを相互利用するカードとの相性は抜群。例えば胞子の教祖、ゲイヴ/Ghave, Guru of Sporesと組み合わせれば、苗木があっという間に増えつつ育つ。さらにアシュノッドの供犠台/Ashnod's Altarも隣にあれば無限コンボ成立。
関連カード
サイクル
統率者2015の、神話レアの対抗色2色の伝説のクリーチャーサイクル。
- 幽霊議員カルロフ/Karlov of the Ghost Council
- 変容する炎、アルジュン/Arjun, the Shifting Flame
- クロールの死の僧侶、マジレク/Mazirek, Kraul Death Priest
- 無慈悲なる天使、アンヤ/Anya, Merciless Angel
- 大蛇の大魔導師、かせ斗/Kaseto, Orochi Archmage
ストーリー
マジレク/Mazirekはラヴニカ/Ravnicaに住む昆虫種族、クロール/Kraulの僧侶。男性。肩から3対の脚が生えており、背中には2対の翅(はね)がある(イラスト)。
彼はクロールの厳格な階級制度の中で高い地位に就いており、腐敗そのものの化身とまで称えられる。クロールの儀式では羽音の詠唱を先導し、生と死の円環が廻り続けるよう、腐敗の真髄へと呼びかけている。
- ゴルガリ団/The Golgari Swarmに所属しているのかは不明。
登場記事
参考
- Death for All and All for Death/死は皆のために、皆は死のために(Daily MTG、ReConstructed、文:Gavin Verhey、訳:矢吹哲也)
- クロール/Kraul(背景世界/ストーリー用語)
- カード個別評価:統率者2015 - 神話レア