不可思の一瞥/Glimpse the Unthinkable
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マジックの歴史の中でもトップクラスの瞬発力を持つライブラリー破壊カード。一気にライブラリー10枚という削りっぷりは、かつての焚書/Book Burningをも超える。
当然ながら、これ単体ではカード・アドバンテージを失い、戦場にも全く影響しない効果なので、何も考えずにデッキに入るカードではない。
登場時は自分の墓地を肥やすのに使用され、エクステンデッドのドレッジにおける主要パーツとして活躍していた。モダンではこれや書庫の罠/Archive Trapを連発してライブラリーアウトを狙うデッキも少数存在する。(→青黒ライブラリーアウト)
- 同じくライブラリーを10枚削るクリーチャーにレイヴンギルドの師匠/Raven Guild Masterがいる。そちらは追放するので、対戦相手の墓地を肥やしたりすることはないが、自分の墓地肥やしに転用する事もできない。
- 禿鷹ゾンビ/Vulturous Zombieが戦場にいる状態でこいつを撃てばあっという間にとんでもないサイズになる。
- 時々間違える人がいるが、「不可"視"」ではなく「不可"思"」なので注意。
- 点数で見たマナ・コストと効果が半分になった小型版は秘本掃き/Tome Scour。
- 舞台を同じくラヴニカ/Ravnicaにしたラヴニカへの回帰ブロックで登場した強行+突入/Breaking+Enteringの強行の方は、同じマナ・コストながら削る枚数が若干少なくなっている。分割カードゆえの融通の効きやすさからだろう。