流砂/Quicksand
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飛行クリーチャーは除去できないが、飛行を持つクリーチャーの方が圧倒的に少ないので、この条件はあまりデメリットにならない。ただし、攻撃クリーチャーという制約上システムクリーチャーを除去できる可能性は低い。
初出当時のスタンダードは再生持ちのリバー・ボア/River Boaや、プロテクション持ちのサルタリーの僧侶/Soltari Priestなど、タフネス1〜2域に除去しにくい優秀クリーチャーが多かったので非常によくトーナメントで見かけられた。トーナメントでの使用率の高さは、第4版退場でミシュラの工廠/Mishra's Factoryが抜けた穴を埋めるのに使われたことも大きく寄与している。
- マナバーン誌において、藤田剛史が好きなカードに挙げている。今じゃこんな強さは考えられない、とカードパワーの高さを語っていたが、直後の第9版で再録され、第10版でも続けて再録されている。
- 時のらせんのタイムシフトで砂漠/Desertが再録され、時のらせんブロックがスタンダードだった時期には共演も可能だった。どちらを取るか、好みが分かれるところ。
- ビジョンズ版(第9版・第10版)のイラストは砂に沈んでいる人の腕が描かれており、なかなか怖い。
- ワールドウェイクのゼンディコンサイクルをエンチャントすれば、能力を起動し墓地へ置かれても手札へ戻る。ただし、ブロックするか、起動型能力で除去するかの判断が必要。
参考
- 非マナ能力を持つ土地
- The Top 50 Nonbasic Lands 第26位
- カード個別評価:ワールドウェイク - コモン
- カード個別評価:ビジョンズ - アンコモン
- カード個別評価:第10版 - アンコモン
- カード個別評価:第9版 - アンコモン
- カード個別評価:コンスピラシー - アンコモン