血なまぐさい結合/Sanguine Bond
提供:MTG Wiki
2013年7月19日 (金) 15:18時点におけるMyhrequalOssan (トーク | 投稿記録)による版
回復をプレイヤーへのドレインに変えるエンチャント。単体では何もしないので、必然的に他のカードとの併用を前提に考えることとなる。
一般にライフを回復するカードはライフを失わせるカードより軽いので、効率よくドレインできる。例えば緑マナと白マナ、両方を支払ったアケノヒカリの注入/Dawnglow InfusionはXの2倍ものライフを失わせられる。もちろん黒に多いドレインをそのまま使うのも有効。
リミテッドでの運用は難しいが、黒のドレインと白の回復カードがあればこれを中心にデッキを組むのも面白い。一方構築では色々なコンボができそうなカードである。例えば、Illusions of Grandeurを出せば対戦相手を一撃で倒すことも可能だろう。
アラーラの断片ブロックとゼンディカー・ブロックが使えた時期のスタンダードでは陽の泉の探検/Sunspring Expeditionや疲弊の休息/Rest for the Wearyなどの軽くて回復量の多いカードと併用したり、むかつき/Ad Nauseamでライフを大量に失い、そこから汚れた印章/Tainted Sigilを使うことで、元のライフまで一気に回復するシナジーを利用したデッキがファンデッキレベルで存在した。
- 強請との相性も良好。白か黒のマナ1点で自分は2点のライフゲイン、相手には2点のライフロスを押し付けることができる。特に盲従/Blind Obedienceとの相性は群を抜いている。エンチャントであるが故の除去耐性、対戦相手のクリーチャーがタップ状態で戦場に出ることによる時間稼ぎなど噛みあう点は多い。
- 基本セット2014のリミテッドでは死の大魔術師の杖/Staff of the Death Magusなどの各種杖サイクルと同時に出せれば、色の一致したカードが全て1点ドレインへと化ける。ただ作動するのが6ターン目以降というのは若干悠長か。